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直線的に攻め抜く姿こそが魅力

米国で頂点に立った殊勲の男が、注目を浴びて年末のリングに立つことが決まりました。

プロボクシングのトリプル世界戦が12月30日、東京・大田区総合体育館で開催されることがこのほど発表されましたが、年末恒例のこのイベント、今回のメーンはWBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪(27=伴流)が務めることになりました。相手は同級1位のイフゲニー・シュプラコフ(28=ロシア)-。

他の世界戦は、WBC世界ライトフライ級王者・拳四朗(28=BMB)の5度目の防衛戦、またWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)の弟・井上拓真(22=大橋)がペッチ・CPフレッシュマート(タイ)とWBC世界バンタム級暫定王座を争うことになりました。

伊藤の試合は楽しみですね~。

どこがって・・・それは伊藤の、最後まで直線的に攻め抜く、スピード感あふれるボクシング・スタイルに魅力を感じるからです。

まだ今夏7月28日(日本時間同29日)、米フロリダ州キシミーの「シビック・センター」で行われたWBO世界スーパーフェザー級王座決定戦で見せた伊藤の激闘が目に浮かびます。
(試合は7月29日午前11時からWOWOWが生中継しました)

同級1位のクリストファー・ディアス(28=プエルトリコ)と同級2位の伊藤の王座決定戦。ディアスはここまで、23戦全勝(15KO)の戦績-。

戦前、某専門誌のインタビューに「不利は承知」と答えた伊藤は、また自らをこう分析していました。

伊藤が魅せる“凱旋初防衛戦”

〈スピードがあり、見た目以上にパワーもあるので、相手にとっては崩しにくく、意外にやりにくいのでは、と思います〉

言葉通り、試合はスタートから、ジャブを軸とする伊藤のスピード感あふれる攻撃性が光り、ディアスは一発の威力で対応するものの、伊藤の先手の攻めで後退を余儀なくされていました。

そんな展開の中、伊藤は4回、ワンツーの連打、打ち下ろす右の強打でダウンを奪って主導権を握り、後半、ディアスの反撃を受けたものの、最後までワンツーで攻め切って勝利をものにしました。

3人のジャッジの採点は、116-111、117-110、118-109、と大差をつけ伊藤の3-0圧勝。文句なしのでかした戴冠となりました。

勝利が決まった瞬間の伊藤は、まさに号泣でしたが、こういう“サクセス・ストーリー”はいいですね。

1991年(平3)1月19日生まれ。東京・江東区出身。駒澤大学付属高校3年時にボクシングを始め、駒大1年時にプロデビュー。OPBFスーパーフェザー級王座、WBOアジアパシフイックスーパーフェザー級王座などを獲得。海外志向が強く練習の拠点を米ロサンゼルスに置くなど、米国に存在をアピールする努力をついに実らせたといったところでしょう。

12月30日の舞台は“凱旋初防衛戦”となります。

相手のシュプラコフは20戦全勝(10KO)の戦績を持つ勢いに乗る新鋭選手。

伊藤は、ディアス戦同様に「今回も攻め抜きたい。初防衛戦だが挑戦者のつもりで叩きのめしにいくだけ」と、ファンにはうれしいKO決着を宣言していました。

さらなる上を目指し、まずはロシア人撃退ですね。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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