ボクサー流減量法はいかが?

プロボクシングのWBC世界バンタム級王者・長谷川穂積(29=真正)といえばこのところ、試合が近付くたびに減量苦が伝えられています。
1999年11月、19歳でプロデビュー。05年4月、24歳で王座を奪取。以後、V10達成の名王者といえど、プロデビュー以来、ずっとこのクラス(リミット53・52キロ)を維持しているとあれば、減量苦がない方が不思議といえるくらいです。

歳を経て最近は、10~12キロほどの減量を余儀なくされているようですが、ひと口に10キロだ、12キロだ、などと簡単に言いますが、これは大変なことでしょう。
柔道やレスリングなど体重制があるスポーツにはつきものとはいえ、では、ボクサーたちは、どんな方法で減量に取り組んでいるのでしょうか。

現役時代にやはり13キロ前後の減量を敢行していたという元WBC世界スーパーライト(旧ジュニアウエルター)級王者(リミット63・50キロ)の浜田剛史氏(帝拳)はこう言います。

「減量には計画的に長い時間をかけて徐々に落とす方法と日ごろはそこそこのウエートを維持しておいて直前に一気に落とす方法の2つがあります。前者は日々、ストイックな生活を強いられますが、順調に進めばスムーズです。後者は普段は楽ですが、直前に落ちないと絶食などの苦行が待つことになりますね」

浜田流は試合が決まるとまず、45日間の準備期間を設け、それを3段階に分け、1段階15日間で4・3キロの減量を目標にします。
起床後のロードワーク(約10キロ)や午後のジムワーク(約2時間)など日々の練習量は変えずに食事の量を減らします。
1日2食。献立は減量開始前に摂っていた肉類、卵類などを断ち、食べてすぐ力になるスパゲティ、野菜が中心になっていきます。

何ごとも目標達成には途中、苦しさがつきまといます。
浜田流減量方法の胸突き八丁は、16日目から始まる2段階の15日間なのだそうで、ここで失敗すると、最後の3段階での絶食が待ち受けるから、水道の蛇口をひねるとうまそうなジュースが出てくる、などという悲壮感あふれる夢を見つつもジッと我慢するのだそうです。

最も大事なことは「体を空腹感に慣らしてしまう」ことだそうですよ。

さて皆さん、世はメタボ腹などにやたらうるさい昨今、一度チャレンジしてみましょうか。


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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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