ビッグマッチへ負けられない第一歩

プロボクシングWBA世界フライ級王者・井岡一翔(27=井岡)の5度目の防衛戦が決まり、このほど正式に発表されました。

相手は同級2位のノクノイ・シットプラサート(30=タイ)で4月23日にエディオンアリーナ大阪で行われます。

ノクノイの戦績は、66戦62勝(38KO)4敗、となっていますが、ビックリさせられるのは、何と12年間負けなしで目下「61連勝中」ということですね。思わず、エ~ッ、ホントかよ、誰と戦ってきたの? となってしまいました。

一応、井岡陣営は、油断はできない、楽な相手ではない、とチャレンジャーへ敬意を表していますが、実力のほどは・・・そりゃ、まあ、強いことは強いのでしょうが、問われるのは、その内容は果たしてどうなのか? でしょうね。

井岡の2017年第1弾となる、この5度目の防衛戦は、目の前に控える一戦として慎重に取り組まざるを得ませんが、今年の最大目標を成し遂げるためにも、絶対に負けるわけにはいかない試合となります。

昨年大みそか、WBA世界フライ級暫定王者で同級1位のスタンプ・キャットニワット(タイ)を7回TKOに下して王座を統一、V4に成功した井岡は、年が明けた新年の会見で2017年の抱負を語り、その中で今年は、フライ級最強を証明したい! と燃えました。

今年の最大目標は鄒市明戦実現!

最強証明の標的は、WBO世界フライ級王者・鄒市明(ゾウ・シミン、35=中国)=との統一戦ですね。

鄒市明はアマ時代、2008年北京、2012年ロンドンの両五輪で、2大会連続して金メダル(ライトフライ級)を獲得したことにより、その名が知られていますが、一方、ロンドン五輪では村田諒太も金メダル(ミドル級)を獲得しており、2人の名がプロの世界で注目されます。

鄒市明は五輪後の2013年1月、ボブ・アラム氏が代表を務める「トップランク」社と契約、同年4月にプロデビューしています。ちなみに村田は同年8月にプロデビュー。

「トップランク」社は、この鄒市明に加えて、村田、さらにロンドン五輪金メダリスト(フェザー級)のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)=現・WBO世界スーパーフェザー級王者=をそろえて「リング・オブ・ゴールド」と銘打った興行を2014年2月に中国・マカオで開催しています。

つまり、地元・中国の鄒市明は、アラム氏の「トップランク」社が目論むアジア戦略の斬り込み隊長的な役割を担っているのですね。

鄒市明は2016年11月、念願の王座(WBO世界フライ級)を獲得。それを待って井岡の対戦熱望となりました。

井岡陣営は、実現するなら今年中に、としていますが、ビッグマッチと言えば、WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(23=大橋)も、WBC世界同級王者の“ロマゴン”ことローマン・ゴンザレス(ニカラグア、帝拳)との激突を視野に入れています。

それぞれが持つ試合プランにより状況は動き、流動的ではありますが、実現するならプロボクシング界は、一気に盛り上がりそうです。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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