松山の調子は? 近づく「マスターズ」

早いものです。3月はもう、最終週を迎えており、来週4月第一週は、いよいよ「マスターズ」ウイークとなります。

USPGAツアーの今季メジャー初戦となるゴルフの祭典「マスターズ」(米ジョージア州オーガスタ=オーガスタ・ナショナルGC)は、4月6日に開幕しますが、今年の日本人選手は、どんな4日間を見せてくれるでしょうか。

まず、健闘を称えたいのは谷原秀人(38=国際スポーツ振興協会)ですね。

世界ランク60位で臨んだ世界ゴルフ選手権シリーズ「デル・マッチプレー」(3月26日=日本時間同27日=最終日、米テキサス州オースティン=オースティンCC)で4強に進出。世界ランク1位のD・ジョンソン(米国)ら強豪相手に準決勝、3位決定戦とも敗れ、4位に終わったものの、3月26日付の最新世界ランクで48位に浮上、世界に存在をアピールしつつ、10年ぶり2度目となるマスターズ出場権を獲得しました。

マスターズ出場資格のうち〈2017年3月27日の世界ランクで50位以内〉の条件を満たしたものですが、今年の谷原は、何が何でもマスターズ! と、積極的に海外にチャレンジ、1月から実に世界5カ国を貪欲に転戦して結果を出したものでした。

こういう“粘り”の姿勢には、ホント、頭が下がります。

谷原の粘りに脱帽!

国内男子ツアーの2017年シーズンは、1月の海外2試合(シンガポール、ミャンマー)で開幕したものの、本格的な開幕となる国内初戦の「東建ホームメイトカップ」(4月13日開幕、三重・東建多度CC名古屋)までは間があり、オフを生かして挑んだ、こうした努力、苦闘の日々が、ムダになることは決してないでしょう。

谷原は昨シーズン、池田勇太(31=フリー)と最後の最後まで賞金王の座を争い、それは池田に譲ったものの、池田も〈2016年最終の世界ランク50位以内〉の資格でマスターズ出場権を得ており、両選手の、舞台を最高の場に移したガチンコの戦いは、面白くなりそうですね。

さてさて・・・そうした中で心配なのが、調子を落としている松山英樹(25=LEXUS)です。

今年2月のUSPGAツアー「フェニックス・オープン」(2月5日=日本時間同6日=最終日、米アリゾナ州スコッツデール=TPCスコッツデール)でツアー通算4勝目を飾ってから、その後がどうもいけません。

予選落ち、25位タイ、45位タイ・・・と調子が上がらず、マスターズ前の実戦最後となった「デル・マッチプレー」でも、1次リーグ1分1敗で予選敗退。「勝負になるようなレベルではない。ショットだけでなくすべてが悪かった」と自分に怒りをぶつけています。

マスターズを中継するTBSテレビの解説を務める先輩プロの中嶋常幸(62=フリー)が、この結果に「ちょっとやばいな」と心配していることが報じられました。全盛時の中嶋は「どんなプロでも、年間を通して好調を維持し続けることなどありえない」として「好不調の波をどれだけ小さく抑えられるかが大事」と話していたものでした。

悪い波を最小限に抑えるということは、体調面、ショット面、パット面、の3つを同時に悪くしないこと、なのですが、その意味で今の松山は、絶好調からドカンと絶不調に落とされ、大きな波になすすべもなく巻き込まれているような状態にあるのでしょうか。

好調が戻れば、マスターズ優勝も夢ではない松山のパワフルなゴルフです。

「デル・マッチプレー」での不調、そのためにできた時間をマイナスとせず、立て直すためのいい期間と考え、オーガスタの舞台には、調子を取り戻して立ってもらいたいものですね。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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