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世界的興行の舞台で知名度アップしたい

プロボクシング界の“秋の陣”がにぎやかになってきましたね。

WBA世界バンタム級王者・井上尚弥(25=大橋)の同級初防衛戦を兼ねたWBSS(ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ)の初戦が10月7日、神奈川・横浜アリーナで開催されることは既に発表されています。

華やかな構成になるだろう、その世界的興行の舞台にWBC世界ライトフライ級王者・拳四朗(26=BMB)も4度目の防衛を懸けて上がることが新たに決まりました。

井上の前座を飾るWタイトル戦です。

拳四朗の試合というのは、なぜか楽しみですね。

現在、13戦全勝(7KO)という戦績で目下、2連続KO防衛中。KO勝利への期待が常にあることもさることながら、リングを離れた際に絶やさない、人懐こい笑顔が、どうにもボクサーらしくない、妙な面白さですね。

実際、ちょっと驚かされたのは、今年5月25日、3度目の防衛に成功した指名試合のガニガン・ロペス戦前に行われた調印式のときでした。

早めに会場に着いた私が、片隅に立って開始を待っているとき、その横に立っていたのが拳四朗でした。

が、相変わらずの笑顔。試合前にかもし出す緊張感なし。2度、3度と顔を確認しなければ拳四朗とは、いや、その前にボクサーだとはとても思えない和やかな雰囲気に、歯を食いしばることこそがボクサーなのだ、などと認識している私は、なるほどね、今はこういうのがボクサーなんだな、と変な納得の仕方をしてしまったのでした。

3戦連続KO防衛に挑む拳四朗
 
2017年12月31日のV2戦で挑戦者のヒルベルト・ペドロサ(パナマ)を4回TKOに下した拳四朗は、4回の猛攻をこう言いました。もちろん、トレードマークの笑顔を絶やさずに・・・。

〈あれね。実は「北斗百裂拳」です〉

漫画「北斗の拳」のケンシロウの技の名を持ち出すアイディアマン・・・。

波に乗ってV3を懸けたロペス戦も鮮やかでしたね。

2回1分58秒KO勝ち。誰もが2回などという早い回で終わるとは思わなかった中、拳四朗の右ストレートをボディーに叩き込む、今度は「北斗一裂拳?」でロペスは、体をくの字に曲げたまま立ち上がれず、となりました。

2017年5月にロペスから王座を奪い、ロペスにとってこの試合は、雪辱を懸けたリマッチでしたが、拳四朗の前にあっさりとギブアップでした。

今回10月7日の4度目の防衛戦は、同級6位のミラン・メリンド(30=フィリピン)が相手です。

メリンドといえば、IBF世界ライトフライ級暫定王者だった昨年5月、同級王者・八重樫東(大橋)との統一戦で1回2分45秒TKO勝ちという同級の世界戦では最短KOタイムだったことが記憶に新しく、そのタイトルは昨年大みそか、WBA王者・田口良一(ワタナベ)との王座統一戦で奪われています。

拳四朗にとっては厄介な相手となりそうですが、戦いの舞台は「WBSS」が行われる場でもあり、拳四朗が、国内から世界へ、と飛躍、知名度を上げる格好の場にもなります。

勝つだけでなく“倒して勝つ”-。

またまた拳四朗が、それを笑顔でやってのけるかどうか、楽しみです。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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