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来年にも…井岡戦をにらみ

大みそかの12月31日午後、東京・大田区総合体育館で開催されるプロボクシングのトリプル世界戦でWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(30=Reason大貴)とともにWBO世界フライ級王者・田中恒成(24=畑中)も3度目の防衛戦を行います。

田中に関しては、WBOのフランシスコ・バルガルセル会長が、近い将来の井岡戦を望んでおり、大みそかの勝利を条件に早ければ来年、4階級制覇王者(井岡)vs3階級制覇王者(田中)戦の可能性も出てきています。

今年8月24日に行われた前回のV2戦、田中は苦戦を強いられました。相手は同級1位の指名挑戦者ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)-。

試合開始から動き回り、手数で上回るゴンサレスに田中は受け身を強いられます。3回にボディーへのストレートでダウンを奪っても4回、逆にダウンを奪われる始末。6回までジャッジの採点は1人がドロー、2人が挑戦者を支持するという劣勢となりました。

試合後の田中の談話-。

4階級制覇への足掛かりに…

「体が動かずリズムに乗り切れなかった。(周囲に)どういう倒し方をして勝つか、などと見られているときは何かうまくいかない」

心の動きというものは微妙なものですね。“強い”と言われる相手に対しては、無条件にぶつかることが出来るのでしょうが、1位の指名挑戦者とはいえ、勝って当たり前の格下との戦いは、いろいろと余計な考えが入ってきてしまうのでしょう。

4回にダウンを奪われて田中の目が覚め、7回にようやく本来の力を発揮します。ボディーへの猛攻。左、右、また左、そして最後は右3連発。たまらずゴンサレスは崩れ落ち、立ち上がろうとしたもののレフェリーがストップをかけました。

この試合を終えて所属ジムの畑中会長は「(次戦が)フライ級最後かな」と話しました。やはり、強い相手、手応えのある相手と戦うことでハートに火がつくなら、田中にとって燃える相手がこのクラスにはもういないということなのかもしれません。

そして迎える大みそか決戦-。

フライ級では最後となるかもしれない3度目の防衛戦の相手は、同級10位のウラン・トロハツ(26=中国)です。

トロハツは、カザフスタン国境に近い新疆(しんきょう)ウイグル自治区出身の選手。貧しい生活から脱出するためにボクシングを始めたという選手です。

このチャンスに「人生の中で最も重要な試合」というトロハツはガムシャラに来るでしょうが、田中は「引き出しはボクのほうが多い。どう来ても対応できます」と王者の余裕を見せていました。

さて…その結果は? そして来年につなげてほしいですね。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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