鎌倉散策(浄妙寺から浄智寺へ)

夏の暑い時期は控えていた鎌倉散策ですが、9月になっても天候が安定せず、天気同様、気持ちもグズグズしているうちに10月に入ってしまいました。

「そろそろ歩きたいね」と鎌倉好きの例の友人F。「でも、また台風(18号)の影響で、秋晴れの下、気持ちよく・・・というわけにはいかないぜ」(私)などと足踏みしていた10月4日、私が住む神奈川県南部エリアも気温30度超え、季節外れの真夏日となり、ヨシ! 行こうか、で気持ちが一致。午後2時過ぎ、いつも通り、JR横須賀線「鎌倉」駅東口(鶴岡八幡宮側)改札口前で待ち合わせとなりました。

「それにしても今日は暑いね」-その言葉に“歩きたくないね~”が表れており、そのあたりは“あ・うん”の呼吸。さっさと駅前のバスに乗車。行き当たりばったりで決めたコースは、まず「浄妙寺」(鎌倉市浄明寺)に行き、そこから戻って鶴岡八幡宮経由で北鎌倉に向かい「浄智寺」(鎌倉市山ノ内)へ、と鎌倉五山の5位と4位を巡ろうか、という段取り。もっとも、季節が夏に戻ったのなら、散策後のビール! のほうが、主目的であったことは言うまでもありません。

駅前から「十二所」方面に行くバスに乗ります。バスは「段葛」に沿った若宮大路を鶴岡八幡宮に向かい、突き当たり(八幡宮前)を右折して金沢街道を走り、岐れ道を経てやがて浄明寺のバス停に着きます。

「浄妙寺」は以前、竹寺で知られる「報国寺」(鎌倉市浄明寺)に出向いた際、ちょっとのぞく程度に立ち寄っていますが、今回は拝観料200円を支払い、じっくりと観(み)て回ってきました。

改めて眺めると、ここの、何といっていいのでしょうか、造園美とでもいうのでしょうか、素晴らしい落ち着きですね。

季節外れの暑さの中で汗を流し・・・

入り口に立つと、真正面奥、石段の上に本堂が“悠然”と建っています。この景観は素晴らしい!

この建物が、威圧せずに素朴な感じを受けるのは、その屋根が、今は銅葺きですが、もともとは茅葺きだった面影を残しているからでしょうか。

鎌倉五山「5位」の寺格。開基(創始者)は足利義兼、山号「稲荷山(とうかさん)」、臨済宗建長寺派の古刹、と配布された「寺の略史」に記されていました。

ちなみに〈鎌倉五山〉とは、禅宗の寺院を格付けする制度で、幕府が管理下に置いてコントロールすることを目的にした、と資料にありました。寺格は①建長寺②円覚寺③寿福寺④浄智寺⑤浄妙寺-となっています。

この浄妙寺の、もう一つの見どころは、枯山水の庭園でしょうか。ここには「喜泉庵」と名付けられた茶室が設けられ、静かな、ゆったりとしたひと時を過ごすことも出来ます。

紅葉の季節にはまだ早くても、丁寧に手入れされた庭園に心を豊かにしながら、ここを後にします。

バスでいったん鶴岡八幡宮まで戻り、そこからテクテクと徒歩で北鎌倉へ向かいます。だらだらと上りが続き、歩くこちらはダラダラと汗を流しながら、JR横須賀線の「北鎌倉」駅前に到着。

そこから近い「浄智寺」は、これまで何度も訪れている、私が好きな寺のひとつです。

こちらは鎌倉五山4位の寺格。北条師時の開山。山号は「金峰山(きんぽうざん)」で臨済宗円覚寺派の古刹です。

ここの境内、庭園は、本当に落ち着きますね。この時期、濃密に地面に這う、苔(コケ)が目を引きました。

何だかんだ言いながら、結構、歩いて汗も流し、お楽しみの時間が近づきました。北鎌倉から私の地元・藤沢に戻り、ビールで乾杯! 久々の鎌倉散策は、まあ、行ってみれば面白いよな、と早くも、次に期待が懸かった次第でした。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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