近づく「ハロウィーン」の狂騒!

このごろは毎年、この時期を迎えると、デパートやらスーパーやらに奇妙な顔を持ったオレンジ色の“カボチャ”がズラリと並びます。

最近は、見慣れてしまって特に違和感も覚えなくなってしまいましたが、ハロウィーン( Halloween)行事の一つである〈ジャック・オー・ランタン〉-そう。カボチャをくり抜き、怖い形の目、鼻、口をつけ、中にロウソクを立てられるようにしたものですね。

特に違和感を覚えなくなったとはいえ、私自身、トシとともに面白がり方が薄れてしまっているのかもしれませんが、街中で盛り上がりを見せるハロウィーンの騒ぎを、なぜ? と、どうしても素直に受け入れることができないでいます。

そんなことを口にすると、まあまあ、そうとんがらずに笑って流せばいいじゃないか、とも言われますが、だいたい、古代ケルト民族の、秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す、という行事、カボチャを怖い顔にするのも、悪霊を退散させるためのものなのだそうですが、ヨーロッパ的な悪霊への意識が薄い日本人がなぜ、やらなくてはいけないのか、と不思議に思ってしまいます。

ちなみに〈ケルト民族〉とは-。

「インド・ヨーロッパ語族に属し、5世紀頃までアルプス以北のヨーロッパの大部分とバルカンまで広く居住した民族」(広辞苑)

-であり、この民族と日本人との接点は、どこかにあるのでしょうかネ~。

ただ大騒ぎするための口実では・・・

ハロウィーンの日となる「諸聖人の祝日の前夜(10月31日)」-今年のその日は、月曜日となるため、大騒ぎが予測されるのは、28日金曜日の夜から週末にかけての3日間とされています。。

行事が集中する東京・渋谷や六本木での混乱に備えて警視庁は、交通規制をハロウィーンに備えてとしては初めて実施、警察官も数百人態勢で厳重警備にあたる、とのことです。

まあ、警備する側には、本当にご苦労さん! ですが、彼らには、ハロウィーンでなぜ? のむなしい気持ちがなきにしもあらずでしょうし、騒ぐ側は、なぜ、オレたちは、ハロウィーンで騒いでいるんだ、くらいの気持ちを持ってもらいたいものですね。

日本には、ほとんど縁のなかったハロウィーン行事を持ち込んだのは、東京ディズニーランドだった、と言われています。

1990年の後半、ハロウィーンにちなんだイベント「ディズニー・パッピー・ハロウィーン」を開催し、それを契機に菓子メーカーなどが、バレンタインデー同様の商戦を仕掛け、このごろの定着化に結びつけた、というのが、だいたいの流れといえるでしょう。

私が住む住宅街にも、玄関先にオレンジ色のカボチャを並べた家があります。例年のことですが、この時期、近くの幼稚園で行事でも開催したのでしょうか、子供たちだけでなく、若いママさんも仮装した一団が、道を歩いています。

子供たちは、その途中、近所の家に立ち寄っては「Trick or Treat(トリック・オア・トリート)」と叫び、お菓子をねだっているのでしょうか?

「Trick or Treat」-お菓子をくれないといたずらするぞ! 古代ケルト民族の行事を、果たしてこの子供たちは、理解しているのでしょうか。また若いママさんたちは、秋の収穫を祝うための祭りを行うために、農民たちが頭を下げて食料をもらって歩いたこの習慣を子供たちに説明できているのでしょうか。

毎年繰り返される渋谷の騒動が象徴するように、若者たちが迷惑をかえりみず、ただ騒ぐための口実が日本のハロウィーンだとしたら、それは古代ケルト民族から笑われるだけでしょうね。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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