またせっせと年賀状を書く年の暮れ

郵便ポストに2つある差し入れ口の左側に「年賀郵便」が表示される時期となりました。

12月15日の年賀状受け付け開始-。

例年、早めの注文で年賀ハガキは出来上がっているのですが、着手となると、まだいい、まだいい、と伸ばし伸ばし・・・。結局、いつものことながら、元日に配達してもらうための12月25日に向けて“滑り込みセーフ!”状態となってしまいます。

この年末恒例の行事のようになっている年賀状書き、皆さんは、その是非をどう受け止めているでしょうか。

というのも先ごろ、同年齢の友人との雑談で〈年賀状をもう辞めようかな〉との話題が出てきたからです。

友人は私同様、既に勤務は定年退職して今、フリーの立場にいますが、会社勤めをしていたころの儀礼的な年賀状のやりとりは、もう卒業してもいいのでは? 親しい仲間にはメールで・・・というのがその理由でした。

まあ、しかし、こちらが儀礼的と思っていても、あちらはそう思っていないこともあり、そのあたりの兼ね合いは、極めて微妙であり、なかなか卒業には至らないのが、延々と続く、この日本的な行事なのではないか、と思います。

今年の正月、私のところに届いた年賀状の中に“これを最後にしたい”という旨を記したものが3通ありました。後輩からの1通には、最近、手が震えるし目もかすんで・・・などジョークまじりの中止理由を記したものもありましたが、先輩と同期生からの他の2通の中止理由は、上記の友人が話した内容に似通ったものでした。

年々減少傾向の中で・・・・

日本郵便の発表によると、2017年用年賀ハガキの発行枚数は〈28億5329万6000枚〉で前年比5・6%の減少となった、とありました。

発行枚数のピークは2004年用の〈44億5000枚〉で、同年は追加発行を含めると〈44億5936枚〉だったそうですが、以後は年々、減少傾向が続き、2017年用の枚数は、2004年用以降、最少となったのだそうです。結構な枚数の差ですね。

確かに時代が変わり、年始の挨拶は、年賀状以外に電子メールなどの各手段で手をかけずにできるようになりました。

私は、2000年から始まった大みそかの格闘技興行(最近はボクシングの世界戦ラッシュですが・・・)で毎年、現場に出ていますが、カウントダウンが始まるころの会場周辺は、メールの送受信ラッシュとなり、こちらの原稿送稿にも通信の支障をきたすほどとなります。若い人たちは、それで十分なのでしょうね。

他方、現実的な問題として、年賀ハガキには、近況の連絡も含め、変更した携帯電話や固定電話の番号やメールアドレス、マンションの部屋番号など、詳細な個人情報を記す場合が多く、それが今に即さない、というシビアな考えもあるようです。

年賀状のやりとりをぜひとも必要とする年代としては、私もそうでしたが、やはり、働き盛りの40~50歳代でしょうね。この年代は、もちろん儀礼的なものも当然あり、メールなどで済ますというわけにはいきません。

そして、その当時の習慣が、今なお、残っていて、なかなか年賀状を辞めるというわけにはいかず、日本郵便を支える年代層ということがいえますね。

ただ、年始の挨拶をメールで済ますことが多い、20代の「あけおめ」「ことよろ」世代が、年齢を経てどういう受け止め方をしていくのか、それが年賀状の今後の動向を左右することになるのでしょう。

〈出すのはめんどくさいけどネ~。もらうのは嬉しい〉

そんな本音もある中、元日に届く年賀状は、やはり、消え去ってほしくないものの一つだと思います。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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