“ロマゴン”に危険な初防衛戦?

ボクシング・ファンにとっては、見逃せない注目の一戦が近づきましたね。

3月18日(日本時間同19日)に米ニューヨーク州の「マディソン・スクエア・ガーデン」で行われるWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ、4階級制覇王者ローマン・ゴンサレス(29=ニカラグア、帝拳)の初防衛戦です。
(試合は3月19日午前10時からWOWOWで生中継)

相手は元WBC世界スーパーフライ級王者(現・同級2位)のシーサケット・ソールンビサイ(30=タイ)で46戦41勝(38KO)4敗1分の戦績を持つ歴戦の勇士。“ロマゴン”ことゴンサレスも46戦全勝(38KO)の戦績を持ち、2人の激突は、相当にスリリングなものになりそうです。

ここへきてロマゴンの一戦一戦から目が離せないのは、もちろん、WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(23=大橋)が対戦の実現を視野に入れているからですね。

昨年大みそか、前WBA同級王者・河野公平(ワタナベ)の挑戦を退け、V4に成功した井上は「(ロマゴンと)やれるなら早いほうがいい」(大橋ジム・大橋秀行会長)と“今年中にも”を希望しています。

ロマゴンは2016年9月、WBC世界スーパーフライ級王者カルロス・クアドラス(メキシコ)にチャレンジして4階級目の王座を獲得。2017年第1弾となる今回のシーサケット戦は、その初防衛戦となります。

“怪物”井上との対戦の見通しは?

ロマゴンをプロモートしている帝拳ジムの本田明彦会長は、3-0判定勝ちを収めたものの、内容は大接戦だったクアドラス戦を振り返って「(再戦は)避けられないだろうね」と話し、またWBCも、ロマゴンvsシーサケット戦の勝者は、現在1位のクアドラスと戦うことを義務付けたことで、ロマゴンがシーサケットを下せば次戦、クアドラスとのリマッチが最有力視される情勢にあります。

そんな流れを見つめる井上陣営は、井上の5度目の防衛戦を5月ころに予定。その後は、今年後半にロマゴンと対戦できるかどうか、その可能性を探る構えに入ります。

対戦を年内に・・・と急ぐのは、井上のウエート問題が逼迫(ひっぱく)しているからであり、井上自身、年内いっぱいは、現在のスーパーフライ級(リミット52・16キロ)を維持しますが、その後は、バンタム級(リミット53・52キロ)、さらにはスーパーバンタム級(リミット55・34キロ)までを想定している、と言います。

となるとまた、別の興味も沸いてきます。そうです。状況によっては、WBC世界バンタム級王者・山中慎介(帝拳)との対戦も浮上してこようというものです。

いや~何やら凄いことになってきましたね。

ところでスーパーフライ級でのロマゴンは、やはり、体格面でフライ級時代よりハンデを負っているね、というのがもっぱらの見方です。

クアドラスとの激闘は、それを裏付けるものであり、その意味で今回、攻撃型のシーサケットも、予想は総合力でロマゴンの有利ながら、しかし、予断を許さない情勢にある、との声も出ています。

9月のクアドラス戦を視察した井上は、WOWOWのインタビューに「(ゴンサレスは)確かに強いが、階級を上げて、以前のようなパワーを感じなかったことも事実」と答えています。

さて・・・結果はどうなるか、そして、その先はどうなるか、じっくり見守るしかありませんね。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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