松山に懸かる今週メジャー最終戦への期待

男女同日開催となった陸上世界選手権第3日のマラソン(日本時間8月6日夜)を、大会を中継するTBSテレビの画面を通して観(み)ていて思ったことは、強かったニッポンなのに・・・ああ、世界が遠くなってしまったなァ、でした。

長丁場のレースで繰り広げられるケニア勢ら強者たちの駆け引き、激しいペースの上げ下げ、さらに30キロを過ぎた勝負どころで仕掛けられる、2段、3段へのギアの入れ替え-。

観ている側の気持ちが、どうにも晴れず、疲れてしまうのは、それに対応できず、ついていけない日本勢の苦戦が要因だったでしょうか。

男子が午後6時55分スタート、女子が同10時スタート。日本勢のこの状態を延々、5時間くらいになりますか、見せつけられてしまっては、やはり重い気持ちになってしまいますね。

が、翌8月7日早朝、そんな気持ちを晴らす朗報が米国からもたらされました。

USPGAツアーのWGC(世界選手権)シリーズ「ブリヂストン招待」(8月6日最終日、米オハイオ州アクロン=ファイアストーンCC)での松山英樹(25=LEXUS)の優勝です。
大会は「NHK BS1」が生中継

いや~これはマラソンと違って凄い“爆発”でしたね。

圧巻のWGCシリーズ2勝目

第3日を終えて通算7アンダーで首位に2打差の4位につけた松山が、最終日の逆転優勝に向けて「カギを握るのは勝ちたい意識との闘い」と、はやる気持ちを抑えるように話していました。

しかし、流れは既に松山に来ているようでした。1番(パー4)で第2打をグリーン左のラフに外しましたが、しっかりと寄せてパーセーブ。これで気持ちが乗り、圧巻は続く2番(パー5)でした。

第2打をグリーン奥にこぼしたものの、第3打をねじ込んでチップインのイーグル。通算スコアを9アンダーとしてトップに並びました。

ショットもよく、パットもよく、こういうときの松山は・・・いやいや、両方がかみ合っているときは誰でも調子がいいのですが、かみ合う状態に持ち込むのに誰もが苦戦するわけで、持ち込み方の波が少ない松山は、持ち込んだときの爆発がものすごいものになります。

2番で調子に乗った松山は、3番、6番、9番(いずれもパー4)でバーディーを奪い、通算スコアを12アンダーに伸ばして後半インに入ります。

その後も安定したプレーで13番(パー4)バーディーの後、16番(パー5)、17番、18番(ともにパー4)の上がり3ホールを気持ちよく3連続バーディーとし、上がってみれば1イーグル、7バーディー、ボギーなしのコースレコード・タイとなる「61」をマーク。通算16アンダーで後続に5打差をつける優勝を飾りました。

松山の優勝は、今季3勝目(通算5勝目)でWGCシリーズでは、昨年10月の「HSBCチャンピオンズ」以来、2勝目となりました。

さて・・・この絶好調の優勝で期待されるのが、今週8月10日に開幕する今季メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」(米ノースカロライナ州シャーロット=クェイルホロークラブ)での活躍です。

この大舞台で日本人の優勝者が出るのか、何やら“歴史的瞬間”になるような気もしますが・・・どうでしょうか。

楽しみですね。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

最新記事
カテゴリ
最新トラックバック
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

アクセスランキング
ランクアップにご協力下さい
↓↓↓↓クリック↓↓↓↓
QRコード
QR