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今年の世相を象徴する言葉は?

今年もまた、このイベントが世の話題となる時期が来ました。

この季節になると、晩秋から冬への移行、そして師走へ・・・と何やら、人々の周辺に慌ただしさが忍び寄り、ああ、早いものだなァ、とも感じます。

そうです。この時期、恒例の「ユーキャン新語・流行語大賞」(現代用語の基礎知識・選)の話題ですね。

このイベントは、その年の1年間に発生したさまざまな〈語句群〉から〈世相を軽妙に映して多くの人々の話題となった〉(事務局による選考概要)新語・流行語を選ぶもの、ですが、例年通り、2017年の「年間大賞」と「トップ10」が12月1日に発表される段取りにあって、このほど候補30語が、同賞事務局から発表されました。

今年は、政治から6語、社会から19語、スポーツから1語、芸能から4語、の計30語がノミネートされ、同賞事務局は「言葉そのものに勢いがなく、低調な年と言えるのではないか。例年と比較すると、嗜虐性、負の言葉が多い年だった」と傾向を分析しました。

確かに「インスタ映え」(社会)など、写真をアップするスマホのインスタグラムが定着、その出来栄えを意識した写真があふれるなど新しい流行もありましたが、一方では「忖度」(政治)なる言葉が、私たちの身近に飛び交うなど、これは珍現象? と言っていいかもしれません。

後々に当時が思い出される言葉を

〈忖度(そんたく)〉=「他人の心中を推し測ること。推察。」(広辞苑)

「忖度」という言葉は、上記のようにちゃんと広辞苑にも掲載されているし、新しい言葉というより、むしろ、古い言葉として近年、もう死語に近いところに位置していたものが突然、掘り起こされて脚光を浴びた形となりました。イメージとしては古豪復活-。

言うまでもなく、復活したのは「加計・森友問題」でのやりとりの中で、でしたが、面白いもので掘り起こされてみると、これは何かと便利、ということになり、一般のレベルにまで下りてきて、これまで「忖度」など、辞書を引かなければ読みもわからなかった面々が、日常の会話の中でも頻繁(ひんぱん)に使うようになりました。

この現象は面白いですね。私は、この言葉そのものより、そうして生き返った経緯に面白さを感じて「年間大賞」に至らないなら、それに準ずる「特別(復活)賞」でも・・・と思っています。

このイベントのコンセプトには「(その年の)世相を軽妙に映して・・・」とあり、それをもっと広義に解釈するなら、その年限りに終わらず、後々にその言葉が出てきたとき、当時の世相が思い出されるような語句群であってほしい、と私は思っています。

だから過去の大賞、2003年の「なんでだろ~」(テツandトモ)や2008年の「グ~!」(エド・はるみ)、2012年の「ワイルドだろぉ」(スギちゃん)など、お笑い芸人モノは、子供たちを中心に広がり、まあ、それも流行語として取り上げることに文句はありませんが、多くは、その年が終われば終わり、のものばかりで物足りなさは残ります。

後々までも・・・を考えれば、今回の私の、独断と偏見による「年間大賞」候補は、まあ、そうですね~。「インスタ映え」「ひふみん」「藤井フィーバー」(社会)「9・98(10秒の壁)」(スポーツ)「忖度」(政治)といったところでしょうか。

将棋界の新旧交代劇を告げた「ひふみん」「藤井フィーバー」は結構、大きい出来事でしたよ。

さて・・・どうでしょうか。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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