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視線の先にあるものは?

あの日の衝撃-「10・22」の戴冠から1カ月余。注目の人がいよいよ、本格的に動き始めました。

2012年ロンドン五輪ボクシング(ミドル級)金メダリストでプロボクシングWBA世界ミドル級王者の村田諒太(31=帝拳)です。

アッサン・エンダム(フランス)との再戦で王座を獲得後、2週間休んで体を動かし始めたという村田は、11月28日、帝拳ジム(本田明彦会長=東京・新宿区)でジムワークをスタートさせました。

それより以前のこと。ボクシング好きの友人と雑談中、王者となった村田の防衛戦が話題となり、友人がこう言いました。

ある意味、防衛戦のほうが大変だよな。村田はミドル級のシビれる群雄割拠にどう対応していくんだろうなァ

気が重そうな口調-。

まったく・・・確かに・・・ですね。それを考えると、V1が精いっぱいかもしれないねェ、などとむしろ、気の毒さが先立ち、同情の気持ちさえも沸いてきてしまいます。

だいたいですね~まず、王者はゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)がWBC&IBF、さらに村田が獲得したWBAのスーパー王座をも持ち、このクラスのトップに君臨しています。ゲンナジーには歯が立たないと、ともすれば標的にされがちなWBOのビリー・ジョー・サンダース(英国)も、とはいえ既に2度の防衛に成功、立場を安定させつつあります。

動き始めた村田に立ちふさがるもの

ミドル級が今、スゲー! と言われるのは、この王者連中に挑む面々の凄さですね。

その代表格が、元WBC王者でWBA1位のサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)でしょうね。今年最大のビッグマッチとなった9月のゲンナジーとの対戦は、3者3様の採点でドローに終わり、ダイレクト・リマッチが来年5月にも行われるだろう、と言われています。

また、WBA2位には、ゲンナジーに王座を追われた前WBA王者のダニエル・ジェイコブス(米国)が位置し、この11月11日、ルイス・アリアス(米国)を下して奪還に満を持す状態。今後の標的としては、やはり、新規参入の村田が狙われることでしょう。

ところで・・・9月のゲンナジーvsカネロ戦ですが、前に出て攻めるゲンナジーと防御を固めるカネロとの評価が分かれ、引き分けとなりましたが、リマッチでカネロが巻き返すと交代劇が起きる可能性もあり、となると村田とカネロの点と点が線で結ばれることになります。

いったいどうなることやら・・・村田がカネロと戦うことなど、ちょっと前までは夢物語だったのに・・・恐ろしい? ことですね。

とにかく、動き始めた村田の前には、こうした可能性が広がっているのです。

村田陣営の青写真は、来年の4月頃に日本で初防衛戦を行う見通しでいる、とのことでした。

日本人のミドル級世界王者は、1995年12月の竹原慎二以来2人目ですが、同階級で王座防衛を果たせば日本人初の快挙となり、また、初防衛戦に勝てば米国での2度目の防衛戦も見えてくるとあって、負けるわけにはいかない情勢となっています。

村田がどまで上を目指せるか、目が離せなくなりましたね。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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