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スポ根? 近年は科学的方法が主流です

このところ・・・高校時代の同級生Kクンとの交流が復活、時折り、食事などをしながらのひとときを楽しんでいます。

高校時代のKクンは、水泳部で活躍していましたが、社会に出てからは家具を中心とするデザインに携わり、もともと絵が好きでね、とフリーになった今は、趣味で色鉛筆画などをうまく描き上げる、ユニークなクリエイターです。

先日のこと-。

鎌倉在住のKクンが、ときどき使わせてもらっている店なんだ、という「お好み焼き」の老舗名店に出向きました。

美味いお好み焼きを楽しみ、ビールで喉をうるおし、雑談を交わしているとき、私の小欄「一喜一憂」の話題となりました。

Kクンが言います。

〈結構、楽しみながら読ませてもらっているよ。いろいろな刺激や考えるヒントなど、たくさんの材料を頂戴している〉

こういう話を聞くと私もつい、嬉しくなり、顔が緩んでしまうのですが、そこは同期のよしみ、注文も忘れません。

だけどね・・・Kクンが続けました。

「一喜一憂」を長く続けていくためにひと言-。古き時代のスポ根もよろしいですが、近年は体にやさしい科学的方法がお勧めのようですよ

さすがです。ズバッと核心をついてくる男ですね~Kクンは・・・。

実はこのところ、私も“その変化”に気づきながら、なかなかとらえ切れず、スポーツ各分野のさまざまな局面で起きる出来ごとにうまく対応できず、悩んでしまっていたのです。

スポーツ科学が勝負を分ける時代に

皆が皆、そうだとは言いませんが、概して私たちの年代は、汗と涙のスポ根こそが一番! と「根性論」を教えられ、あるいは自身、そう思い、炎天下で水飲むな、と歯を食いしばってきた世代です。

それが・・・例えば新春の風物詩「箱根駅伝」-。

だから、私たちの世代は、各区間20キロを超す長丁場の戦いの中、タスキを肩に掛けた途端、母校ため、仲間のため、と「私」を捨てて歯を食いしばる若者の姿に感動し、ブレーキなどが起きようものなら、ここで頑張らずにどこで頑張る! など観(み)る側がスポ根丸出しとなってしまうわけです。

が・・・今年ほどそれがもう、過去のものなのだなァ、と感じたことはありません。

往路を制した東洋大に対し、青学大の原晋監督(50)は、沈着冷静、復路の滑り出し、山下りの6区で抜き去る、30秒差をつければ、7区で優勝が決まる、と言い切り、実際、選手たちはその通りのことをスイスイと苦もなく(ホント、苦もなく、のように見えます)やってのけてしまったです。

この展開を、スポ根世代は、でき過ぎだよな、ちょっとつまんネ~な、と思い、若い人たちは、これこそデータを重視した科学的思考、科学的トレーニングの勝利、新時代の箱根駅伝、と賛辞を送ります。

最初のテーマに戻って・・・不謹慎かもしれませんが、Kクンが言う「古き時代のスポ根」で育った記者は、こういうスマート極まる箱根駅伝は書きたくネ~よ、となってしまうのです。

私が書く小欄のスポーツ・コラムに対しては以前、やはり目を通して頂いている友人のM女史から「全体的に硬いよ。スポーツの結果をあれこれ分析するのもいいけど、私はもっと軟らかいほうがいいな」との指摘を受けたことがありました。

確かにスポ根の代表格でもあったボクシングさえ、近年は、打たれずに打つ、科学的根拠に裏打ちされた攻防一体のきれいなスタイルが主流になってきており、私自身、もう視点を変えなくてはいけないところに来ているような気がします。

いよいよ始まる平昌冬季五輪、さらに2020年東京五輪-。

経験豊富なベテラン選手が、勢いで攻める若い選手に敗れるなどの出来ごと~例えば卓球の張本智和の躍進など~は、当たり前のように起こり、彼らが確実に時代を変えて行くことになるのでしょうね。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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