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「やっと“このとき”が来た」~リナレス

プロボクシング界は、4月15日(神奈川・横浜アリーナ)に控えるWBA世界ミドル級王者・村田諒太(32=帝拳)の初防衛戦、さらに5月25日(東京・大田区総合体育館)にWBO世界スーパーフライ級王座を返上して3階級目、1階級上のWBA世界バンタム級王座に挑む井上尚弥(24=大橋)と注目の試合が続きます。

そんな中でボクシング・ファン垂涎のメガファイトが5月12日、ボクシングの殿堂「マディソン・スクエア・ガーデン(MSG)」(米ニューヨーク州)で開催されます。

そうです。ファンの方々は、もうご存知ですね。

WBA世界ライト級タイトルマッチ-。

WBA世界同級王者(WBC世界同級ダイヤモンド王者)ホルヘ・リナレス(32=帝拳、ベネズエラ)vsWBO世界スーパーフェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(30=ウクライナ)の激突です。

リナレスが3階級制覇王者ならロマチェンコは五輪2連覇、プロとなり世界最速の7戦目で2階級を制覇した異才です。

今年1月27日(米カリフォルニア州イングルウッド=ザ・フォーラム)に行われたリナレスの3度目の防衛戦は、さまざまな可能性を含んだマッチでした。

WBC同級王者マイキー・ガルシア(米国)との統一戦の可能性、また階級を上げてリナレスに挑みたいロマチェンコとのビッグマッチの可能性、などなどです。

5・12“高性能”ロマチェンコと激突

それらを背負い、リナレスは、踏み込んで強烈なフックを叩き込んでくる挑戦者のメルシト・ヘスタ(フィリピン)を持ち前のスピードとパンチの正確さで圧倒。回転の速いコンビネーションで場内を沸かせ、大差の判定勝ちでV3を成し遂げました。

この勝利でリナレスは「次のビッグマッチを待っている」と覚悟を語り、その後、ロマチェンコ陣営との交渉がまとまったことで実現に至りました。

ロマチェンコはアマ時代、2008年北京五輪のボクシング(フェザー級)、続く2012ロンドン五輪のボクシング(ライト級)で2大会連続の金メダルを獲得。プロ入りに際しては、ロンドン五輪で金メダリストに輝いたライトフライ級の鄒市明(中国)、ミドル級の村田諒太(帝拳 )らともに「トップランク」社(ボブ・アラム代表)と契約を交わしています。

2013年10月にプロデビュー。3戦目にWBO世界フェザー級王座を獲得。7戦目にWBO世界スーパーフェザー級王座を獲得。世界最速で2階級制覇を達成し、今に至っています。

米スポーツ専門局「ESPN」による〈パウンド・フォー・パウンド(全階級を通して最強戦士)〉で1位にランクされ、その精度の高い戦い方から「ハイテク(高性能)」の異名を取っています。

ビツクリさせられるのは、2016年11月の試合から直近の2017年12月の試合まで、実に4戦連続して相手を棄権に追い込んで勝利していることですね。

何やら超高性能AIを搭載している人間の、その種の映画を観るかのようでちょっと、コエ~! って感じですかね。

リナレスの並外れたスピードと高速コンビネーションが、この世界最強の男、異次元の難敵をどう撃退するか、見逃せないビッグマッチとなりそうです。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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