新勢力を感じる小学生パワー

スポーツ各界に次々に出現する低年齢選手の活躍が目を引いています。

卓球の全日本選手権(1月18日開幕=東京体育館)ジュニア女子で身長1メートル72の小学生・浜本由惟(12歳)が高校生を破って脚光を浴びたりするなどして、ウーン、小学生がネェ~、などと感心している矢先にまたまた、活躍する小学生の話題が舞い込んできました。

沖縄・うるま市在住の新垣比菜(12=兼原小6年)です。こちらはゴルフの話題。新垣は17日から2日間、沖縄・琉球GCで行われた「ダイキンオーキッドレディース・アマチュアゴルフ選手権大会」に出場、通算11オーバーの155で4位に入りました。

244人が参加したこの大会では、上位4人がJLPGAツアーの今季開幕戦「ダイキンオーキッド・レディース」(3月4日開幕=琉球GC)に出場できることになっており、新垣は見事に出場権を獲得。凄いことですね。小学生がプロのツアーに出場する資格を得たことになりました。

こういう場合、まず必要なのはデータでしょうか。新垣は1998年12月20日生まれ。「ダイキン・・・」開幕時、12歳2カ月となる新垣が大会に出場した場合、過去の年少出場記録には“天才キンクミ”こと金田久美子(21=現プロ)が01年の「ゴルフ5レディース」に当時11歳11カ月で出場しており、それに続く2番目の記録。さらに予選を通過した場合は、やはり金田が02年に記録した「リゾートトラスト・レディース」での12歳9カ月を、こちらは更新して最年少予選通過記録の樹立となります。

まあ、そうした歴史を塗り替える数字的な興味ももちろん、あるのですが、やはり思うことは、年々増えるスポーツ選手の低年齢化でしょうか。ついこの間まで15~16歳がひとつのキーワードになっていたと思っていたらもう、それを下回る、それこそ“子供たち”が次々に台頭、その回転の速さには驚くばかりです。

ゴルフの場合、沖縄のジュニア勢の充実は、完全に軌道に乗った環境の整備があるでしょう。もともと「子は宝」と尊重する地域。ゴルフを志す子供たちへ大人の理解もハンパでありませんが、宮里藍ら3兄妹の出現による効果、ゴルフ場の開放などジュニア育成への力の入れようは、新垣のような、将来の宮里藍、宮里美香を夢見る小学生ゴルファーの台頭を生み出すのに不思議ではありません。

そうして彼&彼女らは、新しい次の世代の旗手としてたくましく成長していくのでしょう。

恐るべし! 小学生パワー! ということになるのかどうか。小学生群が新勢力となり得る予感を覚えつつ、新垣のプロツアーでの戦いぶりを見たいものですが・・・。

〈1月21日追記〉
卓球の全日本選手権(東京体育館)に出場中の“スーパー小学生”たちは、第3日(20日)の女子シングルスで10歳の平野美宇が3回戦で大学生選手に敗れたものの、1,2回戦突破の2勝はシングルスの最年少勝利記録を更新。また同じ10歳の伊藤美誠は、2回戦で社会人選手に敗れました。

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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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