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関門の初防衛戦を乗り切れるか?

4月2日の月曜日朝-。

WOWOWが早朝から米女子ゴルフツアーの今季メジャー初戦「ANAインスピレーション」(米カリフォルニア州ランチョミラージュ=ミッションヒルズCC)最終日を生中継しており、第3日を終えて上位(首位に5打差)をキープしている上原彩子(34=モスバーガー)はどうか、と画面に見入りました。

前半アウトの途中からでしたが、1番から3連続バーディーで通算スコアを12アンダーに伸ばしており、オッ、こりゃ、優勝争いじゃないか! と目を見張りました。

しかし、大事な9番パー5をボギーにしてしまったのが痛く、後半インでは1つしか伸ばせず、最後は通算12アンダーでトップに3打差の8位に終わりました。

残念な結果でしたが、4日間とも優勝圏内で戦った健闘は光りましたね。

悔しさの中にも、上原の「(メジャー)優勝は遠くない」という言葉が印象に残りました。

それを見届けて東京に出向きます。

この日は午後1時から、プロボクシングWBA世界ミドル級王者・村田諒太(32=帝拳)が、東京・新宿区の帝拳ジム(本田明彦会長)で練習を公開する日。これを見逃すわけにはいきません。

村田の初防衛戦は4月15日、神奈川・横浜アリーナで行われます。相手は元欧州王者(同級6位)の技巧派エマヌエーレ・ブランダムラ(38=イタリア)です。

村田の仕上がりは、きわめて順調のように見えました。元世界王者の浜田剛史氏(帝拳代表)は「(初防衛戦の)緊張感はもちろんあるが、落ち着きのある緊張感を漂わせている」と話し、それを裏付けていました。

「どれだけ落ち着いて戦えるか」がカギ

王座を獲った後の初防衛戦は、王座を獲ることよりも難しい、と、この世界では言われます。なぜそうなのか? 浜田氏に聞いてみました。

-なぜ初防衛戦は難しいと言われるのですか?

浜田氏「そうですね。王者になるとまず、世界が変わる。その生活、取り巻く環境、など全部変わりますね。そこに邪念が入る」

-王座を獲りたいと無心で前進したときと心理面が変わるわけですね。

浜田氏「自分のためにやっていたことが、王者になって、人のためにもやらざるを得なくなる。立場上、仕方のないことですが、やはり心理的には重くなりますよね」

-王者は、そういう立場に立たされるということですね。そうした重圧を含めて世界王者なのですね。

浜田氏「そういうことです」

では、村田の場合はどうでしょうか?

練習を公開する前の記者会見で村田は、初防衛戦の難しさを聞かれ、こう答えました。

〈王者としての(強い)姿を見せたいという、意気込みの強さがその正体だと思います〉

だから、どれだけ落ち着いて戦えるか、ということがカギを握る、とも言いました。つまり「下馬評は自分のほうが上だと思っている」(村田)この試合、どれだけ自分をコントロールできるか、というのが“理論派”村田の〈勝利の方程式〉のようでした。

その後で始まった練習では、距離を詰め過ぎず、自分の距離を保ちながらプレッシャーをかける、などのことを確認しつつ、迫力あるワンツーやカウンターの左ものぞかせ、右だけでなく左もあるぞ! を披露していました。

会場の横浜アリーナでは1996年6月、日本人初のミドル級世界王者・竹原慎二が初防衛に失敗しており、村田は因縁のその会場で日本人初となる同級王座の防衛に挑みます。

さて結果はどうなるか? 楽しみですね。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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