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「小田原おでん」を食べに行く

グルメの友人Tからの誘いが入りました。

〈「小田原おでん」を食べに行かないか〉

エッ、おでん? おでんといえば、寒い冬の季節に最近、美味(うま)くなったと言われるコンビニの出来合いのものを買ってきたり、あるいはスーパーで売られている一式が袋に入ったものを鍋で煮立てたり、その程度の認識しかない私としては、改めて“おでん”と胸を張って構えられても、どうにもピンとこないものがありました。

友人Tによると、今や「小田原おでん」は、おでん=屋台、などのイメージを超えた、和食への殴り込みなのだ、といかにもグルメっぽい熱の入れ方です。

フムフム、そうかい、おでんの種、いやいや、話のタネに、では行ってみようか・・・と4月中旬の某日、小田原へと向かいました。

私が住む藤沢市(神奈川県)のJR東海道線「藤沢」駅から各駅停車で下って約30分。小田原の街は、お城があるせいか、どことなく落ち着きが感じられ、ブラブラとのんびり歩くのが似合います。

「小田原」駅の東口(海側)から、右側に小田原城を見て海方向に向かってブラブラと歩きます。行先は「小田原おでん本店」(神奈川県小田原市浜町)です。

お城に沿った道はやがて、国道1号線にぶつかり(本町交差点)そこを左折(右折すると箱根方面)して、小田原を代表する蒲鉾店が点在する「小田原かまぼこ通り」を歩くと、やがて「小田原おでん」と書かれた2つの大きな提灯が目印となる店に到着します。

小田原駅からのんびり歩いて約20分程度のちょうどいい道のり-。

ヘエ~スゲェ~な、とまず、驚かされたのが、慣れれば別にどうということはないのですが、最初はちょっと尻込みさせられそうな、古民家ふうの門構えでした。ここが店・・・といった感じ。

その風情に圧倒させられ、さらに庭を抜けて店内へ入ると、大きなおでんの鍋を取り囲むようにメーン・テーブルとなる15席のカウンターが、いい雰囲気で迎えてくれます。

たかがおでん・・・されどおでん、でした

席に座り、置かれたメニューを開くと、エッ、これがおでん? と思われるような、さまざまなおでんの楽しみ方が記されています。何をどう注文していいか戸惑う中、最初は「おまかせ5品」あるいは「おまかせ3品」あたりを注文するのが無難でしょうね。

5品なり3品なりは、お好みでチョイスできるようになっており、私は大根、エビ天、タコ天、金目なると、厚揚げ、などを頼みました。

味付けには「からし」「わさび」「梅みそ」の3種類が出され、私などは「おでんにはからし」とワンパターンでやってきましたが、ここ小田原流はやはり、梅の産地ですから「梅みそ」なのだ、ということも教えてもらいました。

出されたおでんは、大根をはじめとして美味しいものばかりでしたが、中でも金目なるとは、プリプリと弾力があり、食べ応えがありました。

ちなみに私の横に座った若い人は、3種類の日本酒が小さなグラスに入った「利き酒セット」というのを注文しており、お酒を呑み分けて楽しんでいます。私の感想としては、ああ、こういうセットもあるんだ、これは2回、3回と店に通わないと、中身の濃い注文が出来ないな、といったところでした。

ところでこの「小田原おでん」について、説明書きにこうありました。

〈小田原おでんの最大の特徴は種にあります。小田原の老舗蒲鉾店13社をはじめ、豆腐屋、こんにゃく屋、八百屋、精肉店など様々な地元商店が小田原おでんのために創出したオリジナル種が一つの鍋に入っています。もう一つの特徴は、梅みそを添えて提供することです〉(原文のまま)

なるほど。そうなんですね。「小田原おでん」は、名産品の蒲鉾や薬&菓子の「ういろう」と並んで新たな名物として売り出したものなのですね。

この「小田原おでん本店」は、カウンター席のほかにテーブル席や茶室、個室、はなれの部屋まであり、少人数から大人数まで、さまざまな利用の仕方が出来そうです。

そんなこんなで結構、しゃべり、楽しみながら、美味いおでんを堪能してお腹がふくれました。

帰路は店からまた、小田原駅までぶらぶら歩き、です。

もうこの季節、小田原の夜風も寒さがなくなり、心地よい腹ごなしの、駅まで約20分となりました。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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