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水をガブ飲み~減量大丈夫ですか?

プロボクシングの2階級制覇王者・井上尚弥(24=大橋)が挑むWBA世界バンタム級王者ジェイミー・マクドネル(32=英国)が5月21日午後、大橋ジム(大橋秀行会長=神奈川・横浜市西区)で練習を公開するというので足を運びました。

「絶対に英国から出ない選手」と言われたマクドネルですが、そういえば日本のリングで戦った英国人選手といえば、最近思い浮かぶのは、2010年10月24日、東京・両国国技館で行われたWBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチ、王者・西岡利晃(帝拳=引退)のV5戦の相手レンドール・ムンロー(英国)くらいのもので、英国選手は概して“外”に出たがらないのかもしれません。

とはいえ、マクドネルの来日は、気合が入っていました。妻と3歳の娘、妻の両親ら計11人の陣営を引き連れて乗り込んできましたが、私は勝つために来た、観光で来たわけではない、と言い、確かに来日前、母国でのトレーニングを終えると、今度は中東UAEのドバイで直前キャンプを張り、満を持しての来日に意気込みがうかがえました。

なるほど・・・来日を決意したのは、オレがバンタム級最強! を示すための、英国人らしいプライドの高さ、からだったのかもしれませんね。

しかし、マクドネルのこの気合に記者連中が振り回されます。

当初、予定された来日が5月18日。それがドバイ・キャンプのために5月20日夜、成田到着に変更されます。当日は田口良一&京口紘人(ともにワタナベ)のダブル世界戦があり、担当記者たちは、昼間のこの試合を終えて夜、疲れた体にムチ打って成田空港に駆けつけました。

さらに・・・5月21日午後3時からとされていた公開練習が、同日午後2時半からに変更されます。同日は正午から帝拳ジム(本田明彦会長=東京・新宿区神楽坂)でWBC世界ライトフライ級王者・拳四郎(26=BMB)に挑戦するガニガン・ロペス(メキシコ)が公開練習をすることになっていましたから、記者たちはロペスの取材を終えると、あわただしく横浜に駆けつける忙しさとなりました。

オレがバンタム級最強を示す!

そんな中・・・記者に囲まれたマクドネルは「私のキャリアの中で一番ビッグな対戦相手だと思う」と井上に敬意を表しながらも、しかし「100%勝つ自信はある」と言い切ります。

が、気になったのが、シャドー、ミット打ちなど軽めの練習の後に平然と、ガブガブと飲み干した水の量でした。オイオイ、大丈夫? 一瞬、頭に浮かぶルイス・ネリ(メキシコ)の失態-。

当然、記者とのやりとりはウエート問題となり・・・。

-今のウエートは?

マクドネル「言いたくない。秘密だ」

-日本では最近、ウエート問題が多発している。大丈夫なのか?

マクドネル「ご心配なく。大丈夫だ」

-大丈夫なら言えばいい。

コールドウェル・トレーナー「じゃ聞くが、これまで彼が失敗したことありますか?」

何しろ、マクドネルは、身長1メートル78の長身ボクサー。手足も長くバンタム級(リミット53・52キロ)では、減量苦を強いられているようにも見えます。

まあ、井上の3階級制覇を懸けた、バンタム級へのチャレンジという、注目を集める試合だけに試合以前のバタバタだけはないように祈りたいものです。

この試合に関して元世界王者の浜田剛史氏(帝拳代表)に聞くと-。

〈井上の階級アップは、今のスピードを落とすものではないし、パワーアップを含めて問題ないと思います。瞬間的なスピードは井上のほうが上。マクドネルは、巧いがパンチの怖さはありません。相手のリズムに乗せられなければ井上の有利は動かないと思いますよ〉

そうあってほしいですね。ニュー井上のスタートとなる5月25日から目が離せなくなりました。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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