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満を持す“モンスター”の世界舞台

夏場の暑い時期は、概してプロボクシングのビッグマッチが減り、その分、話題も少なくなります。

そこで来たるべき“秋の陣”に目を向けてみると・・・。

やはり、国内最速16戦目で3階級を制覇したWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(25=大橋)の動向が最大の注目、目を離せないものとなりそうです。

そうです。井上が参戦を表明している「WBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)」の話題ですね。

WBSSは、メジャー4団体の王者たちを含むトップクラス計8選手がトーナメント方式でナンバーワンの座を争う画期的なイベントです。

昨年9月にスタートした第1回大会では、スーパーミドル級とクルーザー級の重量級が行われており、それに続く今秋(9月開催予定)の第2回大会は、バンタム級とスーパーライト級、それにもう1階級を加えた3階級が予定されています。
大会の日程、場所など詳細は未定

このイベントの最大の魅力は高額賞金でしょうか。第1回大会は賞金総額が5000万ドル(約54億7950万円)、優勝賞金は各1000万ドル(約10億9590万円(金額はいずれも主催者発表)で争われています。

「WBSS」にはドネアも参戦を表明!

第2回大会の優勝賞金は、400万ドル(約4億3836万円)とされており、これを“モンスター”井上がせしめて“最強”を世界にアピールしようという25歳の野望です。

今年5月25日(東京・大田区総合体育館)、WBA世界バンタム級王者ジェイミー・マクドネル(英国)に挑戦して1回1分52秒、わずか112秒でTKO勝ちした井上は、試合後に即、WBSSへの参戦を正式に表明しました。

そのWBSS、バンタム級トーナメントは、何やら凄いことになっています。

8枠中、既に7人の出場が決まり、その名を挙げてみると-。

WBAスーパー王者ライアン・バーネット(英国)、WBO王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)、IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)、元WBAスーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)、IBF3位のジェイソン・モロニー(オーストラリア)=ロドリゲスとの対戦が決定)、それに日本からWBA王者の井上、そしてこのほど、元5階級制覇の“閃光”ノニト・ドネア(フィリピン)が参戦を表明したのです。

7人が顔をそろえ、残る一人は誰だ? に体重超過の背信行為で王座を剥奪された問題児ルイス・ネリ(メキシコ)の名も挙がっており、風雲急を告げています。

井上は、勢いに乗ってここはライバルを蹴散らして頂点に上り詰めたいところですが、それにはまず、フィジカルの強化、ということで6月下旬、静岡・熱海で行った4日間の合宿で下半身をいじめ抜きました。

リング上で“魅せる”戦慄のKO劇は、なるほど、こうした体幹を鍛える地味で過酷なトレーニングを行ってこそのもの、と思わせる厳しさです。

WBSSの舞台で、その成果が発揮できるよう期待したいですね。

井上にとっては、限りなく広がる夢! といったところです。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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