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自然災害に対する「自助」に思う

9月6日未明-。

このところ眠りが浅いこともあり、この時刻になると半分眠りながら、なぜか枕元に置いてあるラジオのスイッチを入れてしまいます。

聞こえてくる「NHK 第1」からの声は、緊張感に包まれ、避難とか、住民の皆さんは落ち着いて・・・などと言っています。

寝ぼけながら時計を見ると午前3時40分。眠れないときによく聴く「深夜便」で、何か朗読の番組でもやっているのかな、などと聞き流しているとイヤ大変! これが北海道で起きた地震の報道で一気に目が覚めてしまいました。

報道によると、9月6日午前3時8分ごろ、北海道中東部の胆振(いぶり)地方を震源地とする「M(マグネチュード)6・7」の地震が発生、最大震度6強の安平町や震度5弱以上の厚真町などが、土砂崩れや家屋倒壊の甚大な被害に見舞われている、とのことでした。

その後の続報でも、北海道内全域での停電、震度6弱の新千歳空港が閉鎖され、交通機関やライフラインに影響する深刻な事態に陥っていることなどが次々に明らかになりました。

ウ~ン。本当に考え込んでしまいます。日本列島はこれほどまでに痛めつけられ、いったいどうなってしまうのだろうか、と・・・。

この夏の常識を超えた暑さ。次から次に日本を襲う豪雨、台風の猛威。

9月4日に西日本を中心とする広範囲に被害を及ぼした台風21号は、私が住む神奈川県南部は比較的、影響が少なかったとはいえ、ゴーゴーと音を立てて吹き荒れた強風は、何か尋常ではない規模の大きさを感じたものでした。

「自分だけは大丈夫」の心理

翌9月5日にテレビで報じられた、関西空港の水没・孤立のすさまじさ、さらに大阪市内での強風によるトラックなど車両の横転・・・実際、こんな光景は過去、見たことがあっただろうか、と自然の猛威、人間社会に遠慮のない規模の大きさに正直、怖さを感じました。

これらの過去に例のない大規模な自然災害は、もう対岸の火事ではなく、必ず身近に起こるだろうことは覚悟しなくてはならない時期に来ているのでしょう。

私が居住するエリアでも、この9月30日に「防災デー」として防災訓練が行われますが、一時期に比べて最近は、この種の連絡が増えています。

ことが起きるたびに〈備えをどうするか〉というテーマが声高に叫ばれます。

例えば台風21号に対する備えとして気象庁は、ベランダにあるものを片づけ、不要不急の外出を控えること、とテレビを通して呼びかけていました。

まあ、それは最低限の備えとしても、トラックを横転させるような強風が何かを吹き飛ばしてきて窓ガラスを破壊した、あるいは風圧で窓ガラスが割れることも、などという事態が起きた場合、果たして個々のささやかな備えは通用するのかどうか、と思ってしまいますね。

備えは、ああしなければ、こうしなければ、と考えればキリのないところがあります。結局は「自助」ということになるのでしょうが、その自助にしても、個々の判断、基準が多岐にわたっており、そこに“逃げ遅れ”などの悲劇を起こす原因が生じます。

「避難遅れ」に関しては今年7月、広島県で多くの死者を出した「西日本豪雨」の際に問題視されました。

なぜ〈避難情報〉と〈個々の行動〉が結びつかないのか。そこには「自分は大丈夫」という心理が働いていた、という声が多かったようです。

私自身はどうだろうか、ということを考えると、やはり、自分は大丈夫、となりそうな気がします。

それが大丈夫でないことにならないよう、早めの避難など言い聞かせなくてはダメですね。

なにしろ自然災害の規模は、これまでの常識を超えてしまっているのですから・・・。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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