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異種格闘技戦に挑むメイウェザー

格闘技リング「RIZIN.」(榊原信行実行委員長)が、超特大の爆弾を落としました。

大みそかに開催する「RIZIN.14」(さいたまスーパーアリーナ)にプロボクシングの元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(41=米国)が参戦する、という衝撃的なニュース。このほど正式発表され、対戦相手もキックボクシング界の“神童”那須川天心(20)に決まりました。

「RIZIN.」を創設した実行委員長の榊原信行氏は、かつて総合格闘技リング「PRIDE」シリーズを運営した辣腕プロデューサー。今回のメイウェザーvs那須川戦を「平成最後にして最大の異種格闘技戦」として「PRIDE」時代の熱狂を「RIZIN.」のリングに再現させたい、と意気込んでいます。

プロボクサーの格闘技リング参戦というと、思い出すのが2003年、立ち技打撃系格闘技「K-1」が、元統一世界ヘビー級王者マイク・タイソン(米国)に接触、積極的に招へいに動いたことです。

とともにK-1は、翌2004年には、グレイシー柔術のヒクソン・グレイシー(ブラジル)獲得に乗り出すことも明言。タイソンvsヒクソンの究極の異種格闘技戦実現をも匂わせました。

残念ながらこれらは実現までには至りませんでしたが、過程においてファンの注目を集めていました。

今回、メイウェザーがリングに上がることは確定。かつての「PRIDE」は、クオリティの高いマッチメークを第一にしていましたが、それを受け次いで榊原実行委員長は、ファンが求めるものは何か、を最優先に考慮し那須川の指名に至っています。

“天才”天心と激突!

ところで・・・最大の注目は、どういうルールで行われるのか、ということでしょうね。

ルールの交渉は「これから」(榊原実行委員長)とのことですが、同委員長は、ボクシング・ルール、MMAルールはない、と明言しています。

従って行われるのは〈スタンディング・バウト〉を柱に、それにともなう細かいルールをどうするか、が焦点になりそうです。つまり、グローブをボクシング用のものにするのか、あるいはオープンフィンガーグローブにするのか、またキックをどうするのか、ウエートをどうするのか、などの問題です。

これらはメイウェザー側の注文が多く予測され、難航するかもしれませんね。

メイウェザーについて言えば、2015年5月2日、今世紀最大の一戦、としてマニー・パッキャオ(フィリピン)戦をラスベガス(米ネバダ州)で行い判定勝ち。同年9月の試合(対アンドレ・ベルト=判定勝ち)を最後に引退を表明したものの2017年8月、総合格闘技リング「UFC」に登場、UFC世界ライト級王者コナー・マクレガー(アイルランド)とボクシング・ルールで戦い10回TKO勝ちを収めています。

今回の「RIZIN.」参戦は、それ以来、1年4カ月ぶりのリング-。

メイウェザーはこれまで、持ち味のスピードと反応の速さ、左肩で攻撃をブロックする「L字ガード」など多彩な技術でビッグマッチを制してきました。

その戦いぶりは、相手をかわす、正面からぶつからないつまらない内容が多く、ファンのブーイングに包まれることも再三でしたが、一方、そうした結果が50戦無敗の戦績を生みだしてもいます。

「RIZIN.」での那須川戦が、ブーイングに包まれるような展開になるのか、あるいは拍手に包まれるような展開になるのか、それは試合を見なくては分かりませんが、平成最後の大みそかの夜、ファンが願うのは、見応えのあるものにしてもらいたい、であることは当然、メイウェザーはぜひ、その期待に応えてもらいたいですね。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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