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兄弟で4団体制覇への第一歩が始まる

12月30日(東京・大田区総合体育館)にプロボクシングWBC世界バンタム級暫定王座決定戦に臨む同級5位・井上拓真(22=大橋)の仕上がりはどうでしょうか。

公開練習日となった12月21日午後、大橋ジム(大橋秀行会長=神奈川・横浜市西区)に足を運びました。

練習開始前に記者会見を行った井上は、特に減量も問題なさそうで「コンディションはバッチリです。過去最高の調子」と兄・尚弥同様の精悍さを顔にみなぎらせました。

父親の井上真吾トレーナーによると、特製の減量メニュー「真吾スペシャル雑炊」を考案したとのことで井上は「これがメチャクチャおいしいんです」と満足そう。減量と足並みをそろえる栄養補給が好調を生んでいるようでした。

この暫定王座決定戦に関しては、現在、空位の正規王座を同級1位のノルディ・ウーパーリ(フランス)と同級3位のルーシー・ウォーレン(米国)が王座決定戦で行うことになっており、しかし、交渉難航により、この一戦が年内に行われない場合は、暫定王座決定戦が正規王座決定戦に変更される可能性あり、とされていました。

大橋ジムには、評論家で国際マッチメーカーのジョー小泉氏が顔を見せていたので、そのあたりの動向を聞いてみました。

-正規王座決定戦はまだ未定ですか?

小泉氏「パッキャオの試合の前座で行われるようですよ」

今年7月、WBA世界ウエルター級王者ルーカス・マティセ(アルゼンチン)に挑んだ無冠のマニー・パッキャオ(フィリピン)は、7回TKO勝ちして王座に返り咲きました。

「2年前より自信をつけました」と井上拓真

その初防衛戦が来年1月19日(日本時間同20日)にラスベガス(米ネバダ州)の「MGMグランド・ガーデン」で行われることになり、小泉氏によると、正規王座決定戦も「前座で行われる予定になっています」とのことでした。

小泉氏「従って今回の井上の試合は、そのまま暫定王座決定戦で行われ、勝者と正規王座決定戦の勝者と戦うことになるでしょう」

-という見通しのようでした。

井上は2年前の2016年12月30日、WBO世界バンタム級王者マーロン・ダバレス(フィリピン)への挑戦が決まっていながら、練習中に右拳を負傷して中止に追い込まれる悔しさを味わっています。

2年前に戦えたほうがよかったか、あるいは災い転じて福・・・ではありませんが、2年後の今回となったほうがよかったか、はもちろん、試合の結果を見なくては分かりません。

しかし、井上はこう言いました。

バンタム級の体になってきたと思うし、間違いなく今のほうが、2年前より自信があります

相手の同級2位タサーナ・サラパット(25=タイ)は、48戦全勝(33KO)の凄い戦績を誇っています。エッ、25歳で? との疑問視も周辺にありますが、まあ、それはサラバット自身の問題でしょう。

井上は「一発は警戒したいが・・・」と言いながら「かみ合いそうな選手」と印象を語っていました。真吾トレーナーも「スビートを生かして拓真の距離が保てればいい試合が出来るのでは」と自信を見せていました。

井上家の野望は、尚弥&拓真の兄弟でバンタム級独占、4団体制覇です。

真吾トレーナーが「勝ったとき、そういうものがすべてついてくる」という、その第一歩が迫りました。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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