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譲れない「Fate」な激突

注目の日本人対決が近づきました。

3月16日、岐阜メモリアルセンターで行われるプロボクシングのWBO世界フライ級タイトルマッチ、王者・田中恒成(23=畑中)vs挑戦者(同級4位)田口良一(32=ワタナベ)戦ですね。

田中はWBO世界ライトフライ級王座を2度防衛後、昨年9月24日、木村翔(青木)が持つWBO世界フライ級王座に挑戦、激闘の末に判定勝ちで3階級制覇を達成、その初防衛戦となります。

一方の田口はWBA世界ライトフライ級王座を6度防衛後、2017年12月31日にIBF世界同級王者のミラン・メリンド(フィリピン)と統一戦を行い、3-0判定で勝利。2団体の同級王座を統一したものの、2018年5月、初防衛戦(対ヘッキー・ブドラー=南アフリカ)で敗れ王座陥落、今回が再起戦となります。

この実力者2人の“点”と“点”は、一度は“線”で結ばれながら切れています。

WBO世界ライトフライ級王者の田中は、2017年9月13日、挑戦者パランポン・CPフレッシュマート(タイ)を下してV2に成功したものの、両目の負傷(眼窩底骨折)に見舞われてしまいます。

そのため、年内にも実現か、とされた田口戦が白紙に戻されます。実現すれば井岡一翔vs八重樫東の統一戦(WBC&WBA世界ミニマム級)以来、国内2度目のビッグマッチとなるところでしたが、残念な結果となってしまいました。

激闘必至~3・16岐阜決戦

負傷はつきものであり、仕方のないところですが、両者の対戦への強い志向は、田口が今回、ライトフライ級(リミット48・97キロ)から1階級上げたフライ級(リミット50・80キロ)での、ぶっつけ本番の世界挑戦を決断したところにうかがえます。

少なくとも田中には、フライ級での1試合、それも木村と激闘を演じた実り多き1試合があり、その試合は年間最高試合に輝いていて、その差を考えれば、この試合、田中に分か、とも言えそうです。

近況報告では、田口が序盤から出てくることを想定、田中は早々の打ち合いを覚悟している、とのことでした。

もちろんそれは、木村戦でつかんだ自信によるところが大きいと思います。

対する目下“無冠”の田口は、世界挑戦が2014年12月31日(アルベルト・ロセル=ペルー=戦)以来、4年3カ月ぶり。「久々の挑戦者」と気持ちを新たにしているとのことです。

両選手とも好調な仕上がりの中、その差を言うなら、田中に減量があり、田口に減量苦がなくなった、といったところでしょか。

3・16岐阜決戦-タイトルは「THE FATE(運命)

この「fate」と「destiny」との違いは、辞書によれば、前者に「死ぬ運命」とか「運命が尽きる」などの、あまりハッピー的な運命には使われない意味合いが含まれていることです。

ある意味、2人の宿命的な激突にふさわしい「fate」-。

さて・・・その決着は?
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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