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頻発する高齢運転者の暴走事故に思う

車の暴走による痛ましい事故が相次いでいます。

4月19日午後、87歳の男性が運転する乗用車が約150メートルに渡って暴走し、自転車に乗っていた母子2人が死亡、男女6人が重軽傷を負った東京・豊島区東池袋での衝突事故-。

新聞・テレビで大々的に報じられる中、今度は4月21日午後、神戸市中央区のJR「三ノ宮」駅前で市営バスが横断歩道に突っ込み、2人が死亡、6人が重軽傷を負う事故が起きました。

市営バスの暴走は、プロの運転手、それも勤務歴33年、64歳のベテラン・ドライバーだったということで、高齢者の暴走とはまた違った衝撃度を与えました。

昨今、頻発する高齢運転者による事故原因は、警察庁によると、多くがブレーキとアクセルの踏み間違えによって起きている、とのことですが、実際、そんなに踏み間違えるものなのだろうか、と複雑な気持ちになってしまいます。

そんな折、高校時代の旧友K君からメールが入ってきました。

〈毎日新聞に掲載された川柳に「逆走に 暴走族も 縮こまる」という傑作がグッドタイミングで寄稿されていました。お互いにこの先の運転、くれぐれも注意しましょう〉

との内容-。

免許証更新時の関門は必要

まったく私自身も、こうした事故を上から目線であれやこれや言っている立場ではなく、先ごろ、それなりの年齢になったことで県公安委員会から「認知機能検査のお知らせ」が届き、750円なりの検査料を払って検査を受けてきました。

検査が実施された自動車運転教習所に設けられた教室には、10人の講習者が集まり、何やら緊張感を漂わせています。

確かに「認知機能検査」という名称の圧迫感がヘンな重圧を生んでいるようです。

検査が開始され、始まってみれば、何やらクイズふうのこんなもので認知機能が判定できるのかな? といった内容のものでしたが、やはり、一番の関門は「記憶力」を判定する検査でした。

1枚に4つのイラストが描かれ、計4枚、16のイラストを見せられます。終わると別の検査が行われ、その後に「記憶力の検査」に戻り、イラストを思い出しながら記入することになります。

直接行わず、間に別の検査を入れた後に行うなど、ちょっと意地悪な感じがしますが、私の場合を振り返ると最初の1枚分、つまり4つのイラストはスラスラ出てきたものの、2枚目以降で早くも苦戦を強いられました。

まあ、このところ、日常生活でも物忘れは結構多く、こうした執筆中にも辞書を手元に置き、調べ直す回数は増えているし、何かを思い出して隣りの部屋に行っても、あれ、何だったっけ、ということが少なくありません。

同年代の友人たちとの雑談でともに、そんなことはしょっちゅうだよ、となり、ホッとひと息ついたりするのですが、やはり、年齢とともに記憶力の低下が進んでいることは否めないところでしょう。

私の「認知機能検査」がどう判定されるかは後日まで分かりません。私も含めて集まった10人はもちろん、これからも運転を続けていく意志を持った人たちですが、3人の女性のうちのひとりは、自主返納も考えています、と話していました。

こういう検査は確かにわずらわしいものと個人的には思います。

しかし、世の中にこれだけ多くの高齢運転者による事故が起きていることを考えれば、また、池袋で暴走事故を起こした男性は認知機能検査で「問題なし」と判定されていたことを考えれば、まず、免許証更新時により厳しい関門を設けることは必要なのだろう、と思います。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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