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再び挑む王座奪回への道

再び頂点に立てるのか-。

注目の一戦が決まり、このほど正式発表されました。

プロボクシング前WBA世界ミドル級王者(現・同級3位)村田諒太(33=帝拳)の再起戦です。

相手は同級王者ロブ・ブラント(28=米国)で試合は7月12日、エディオンアリーナ大阪第1競技場で行われることになりました。

2018年10月20日、ラスベガス(米ネバダ州)のリングで行った2度目の防衛戦で挑戦者ブラントに敗れ、王座を奪われた村田にとっては、9カ月ぶりの復帰戦がリマッチ、しかも、いきなり世界戦という、ある意味“試練”の戦いとなりました。

これを受けて村田自身も「これが最後の試合になるのか、もっと見たいと言ってもらえるか、ジャッジメントされる試合」と腹をくくったコメントを口にしていました。

昨年10月の初戦。村田は0-3の判定で完敗を喫しました。スピードに勝るブラントは、多彩な手数で村田を翻弄、それについていけずに村田の武器である“右”は空砲に終わりました。

ブラントをよろめかせ、唯一のチャンスとなった5回の攻防も、畳みかけられずに好機を逸しています。

圧力をかけて前進し右ストレートで仕留める“村田流”を完全に研究され、読み尽くされての敗戦-。

現王者ブラントと試練の再戦

村田は2017年5月20日、東京・有明コロシアムでアッサン・エンダム(フランス)と王座を争った際、4回にダウンを奪うなど押し気味に試合を進めながら、結果は1-2の僅差判定で敗れました。

この判定が“不可解判定”と世論の批判を浴び、2人は同年10月22日に再戦(東京・両国国技館)することになり、村田が7回終了TKO勝利で王座を奪い、リベンジを成し遂げています。

「敗戦→再起戦がリマッチ&世界戦」とエンダム戦もブラント戦も状況は同じながら、今回の村田は、微妙な判定での敗戦からの再戦と完全に負けた試合からの再戦は、やはり意味合いが違う、と受け止め、ブラントこそが本当の因縁の相手と認識を強めているようです。

村田はブラントに負けた後、引退を考えるなど進退問題に直面して気持ちが揺れましたが、昨年12月4日、現役続行を表明。「ブラント戦を最後にしていいのか」と自分に問いかけ、それでは悔いが残ることを確認し、納得を求めて“もう一丁”にこぎつけています。

しかし、この段階で村田は「大きなことは言いたくない。、ブラントとの再戦もミドル級で戦うことも固執しない」と語っており、明確な目標がぼやけた分、前途多難を思わせたものでした。

・・・が、今回の復帰戦には、村田自身は立場上、言葉には出せなかったものの、実はしなくてならない“後始末”がすべて含まれており、村田と契約する米大手プロモーター、ボブ・アラム氏(「トップランク社」CEO)の後ろだてがしのばれるマッチメークと読み取れます。

リングに上がる村田には「リベンジ→復権」がすべてであり、初戦の完敗を踏み台にしてどれだけ幅を広げられるか、がカギを握ることになるのではないかと思います。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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