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比嘉の粘りに拍手!

いいですね~。

こういう粘りのゴルフを見せてくれると、観(み)る側も思わず、力が入ってしまいます。

熱戦を展開させている米女子ゴルフツアーのメジャー第2戦「全米女子オープン」(米サウスカロライナ州=CCオブ・チャールストン)第2日(5月31日)の比嘉真美子(25=TOYO TIRES)です。

メジャーの中でも米国のUSGA(全米ゴルフ協会)が主催するナショナル・オープンの大舞台。そこで比嘉は第1日、ボギーなしの6バーディーを奪って単独首位に立ち、午後スタートで風が難しい第2日も、我慢と粘りのゴルフを展開させたのです。
(第2日の模様はWOWOWが6月1日午前4時から生中継)

前半(イン・スタート)を1バーディー、1ボギーのパープレー(通算6アンダー)とした比嘉は、後半アウトを迎えて苦戦を強いられます。

1番、2番(ともにパー4)で連続ボギー。イヤな流れを断ち切りたい中、4番(パー4)で2オン、約3メートルのバーディーパットを残して雷雲が接近したことで中断となりました。

日本時間6月1日午前5時47分に中断し再開は同7時45分-。

この中断は比嘉にとって「吉」となったか「凶」となったか-。

パットから再開となった4番、これを沈めてバーディー。続く5番(パー5)もバーディーを奪い、通算スコアを6アンダーに戻して単独トップに立ったのですから、中断は「吉」だったのでしょう。

中断を「吉」とした幸運

・・・話は変わり・・・米国で賞金女王にも輝いている(1987年)岡本綾子は、なぜかメジャーの優勝にはどうしても届かずに終わっています。しかし、その勝利にもっとも近づいたのが1987年の全米女子オープン(米ニュージャージー州=プレインフィールド)でした。

この大会も豪雨による再三の中断を余儀なくされており、集中力の維持が難しくなる中、優勝争いは最終日の翌日に岡本を含む3人プレーオフで行われるという波乱の大会となりました。

岡本はここで敗れるのですが、後年に自著「メモリアル・グリーン」の中でこう記述しています。

〈大ベテランのジョアン(注=ジョアン・カーナー)は48歳。私(注=岡本)は36歳。ローラ(注=ローラ・デービース)は24歳。いわゆる“ゴルフ年齢”としては体力と技術、経験のバランスからいって私が最も有利といえたかもしれませんが、結果は一番若いローラに2ストロークの差をつけられました〉

そして・・・。

〈つくづく思うのは、メジャーの重みというのは、ゴルフを長年やっていればいるほど、その重みが増してくる。(略)若い時分だと、それこそ気の持ちようでこの重みを軽く受け流すことも出来たと思うのです〉

なるほど・・・ですね。いかにも豊富な経験を持つ岡本らしい分析です。

ときは流れて今、25歳の比嘉が旋風を巻き起こそうとしています。

比嘉の気の持ちようは、果たしてどうでしょうか。

7番(パー4)でボギーを叩いたものの、最終18番(パー5)で2オン、計算通りのバーデイーを奪い通算6アンダー。その後、大会は日没サスペンデッドとなり、暫定ではあるものの比嘉は単独トップの座を守りました。

ここまでくれば勝負は大事な第3日。比嘉は2018年の「全英リコー女子オープン」(英ロイヤルリザム・アンド・セントアンドリュース)で優勝争い(最終的には4位)の経験があり、残り2日間が楽しみになりました。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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