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またまた懲りずにやってます

さて・・・昨年秋、地域(神奈川県茅ケ崎市)の「市民文化祭」(主催=茅ケ崎市文化団体協議会)で思いもかけず、茅ケ崎市民劇団「湘南座」の演劇に参加、舞台で芝居を演じてしまった私でした。

それが終わった後、多くの人たちから「次、どうするの?」聞かれ、あの結構、きつかった日々の稽古などが頭の中に浮かび、しかし、舞台に立つという魅力も捨てがたく、私の答えは迷いつつ「どちらかというと“もうやらない”のほうかなァ」でした。

それから月日が経ち、今年5月下旬から「湘南座」が動き始めました。今年は1994年の初公演以来、25周年記念ということもあり、まだ出し物は構想段階ですが、年末に控える記念公演に向けて「湘南座」を率いる座長で演出家のI氏も気合が入っている様子です。

ということで始まった2週に1回をペースとする稽古の場に、私や、やはり私同様の経緯で昨年の舞台に上がった友人のO君は、いたか? いなかったか?

いやはや、困ったものですねェ。懲りずに・・・とはこういうことなのでしょうか、いてしまったのですよ。

その良し悪しはともかく、台本が出来る前の芝居の基礎稽古というのは結構、面白いものですね。まず、第一は「発声レッスン」で、その教材に「外郎売(ういろううり)」の口上(長台詞)が使われます。

歌舞伎役者の家に伝えられる演技や演目を「家の芸」と言いますが、その代表的なものが市川家の「歌舞伎十八番」で七代目・市川團十郎がこれまでの出し物を18項目に整理。「不破」「暫」「勧進帳」などと並んで「外郎売」があります。

今年も始まった芝居の稽古

この万病に効く「外郎」という薬を売り歩く商人の長台詞は、資料によると1718年(享保3年)に二代目・市川團十郎が自作自演した「若緑勢曾我(わかみどりいきおいそが)」という演目の中に登場した、とありました。

ご存知の方も多いことと思いますが「拙者親方と申すは・・・」で始まり「・・・東方世界の薬の元〆、薬師如来も照覧あれと、ホホ敬って、ういろうは、いらっしゃりませぬか」で終わる長台詞は、途中、早口言葉などがふんだんに盛り込まれていることなどから、演劇関係者やアナウンサーなど発声練習、滑舌の練習に使われる定番の教材となっています。

「湘南座」座長のI氏は「プロはだいたい6分程度で読み上げ、ひと月もあれば覚えてしまう」と言い、しかし、私たちには「早口言葉である必要はない。急ぐこともない。肝心なのは、しっかり発声すること」と指針を与えてくれました。

しかし、これを覚え、スラスラとしゃべれるようになるには、私の感覚では、かなり大変なことと思います。

発声練習の後は、これは結構、遊びの要素が加わっていると思いますが、自分なりに情景と感情を設定して行う動作、目の動き、セリフ、などを他の人に「何をしているところか」と当ててもらう稽古です。

これは喜怒哀楽を表現する表情とか細かい仕草などが求められ、遊びの要素があるとはいえ、より一層、演技の要素も加わってきます。

私などは座長のI氏から「ダメ。0点」などとシゴかれていますが、こうした表現法は、やはり、若い人たちのほうが柔軟性があって上手ですね。

若いころ、体育会系で育った私などは、喜怒哀楽を顔に出すな! という、正反対の鍛えられ方をしており、友人のO君ともども、これを覆すのに大変な思いをしている日々でありますが・・・。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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