FC2ブログ

運転免許証の「自主返納」に思う

先日、高校時代の同級生たちが集まってにぎやかなひとときを過ごしました。

取り立てて“垣根”も遠慮もない旧友たちとあって、呑んで食べて、それぞれが言いたい放題の時間-。

こういう場に参加する面々は皆、まだまだ元気いっぱい! を保っているものの、それでも年齢はもう70超えの高齢者軍団。あすこが痛い、ここが動かない、など高齢者定番のテーマに加えて、どうしてる? と結構多かったのが、このところ何かと話題となる「運転免許証の自主返納」についての問いかけでした。

まったく・・・ですね。昨今の世の中、高齢者の自動車事故だらけです。

やれ、アクセルとブレーキを踏み間違えて店舗に突っ込んだ、とか、高速道路を逆走した! だとか、交差点での強引な右折による判断ミスで衝突した、などテレビの夕方の情報番組や夜のニュース番組で“これでもか”といった感じで連日、取り上げられるのも、高齢者層にとっては、あまりいい感じはしませんが、悲惨な人身事故が起きていることは事実、ここへきて70~80歳代の高齢者による交通事故が激増していることは否めないことでしょう。

私自身、この8月が免許証の更新時期となっており、すでに「認知機能検査」を終え、これから「高齢者講習」→「免許証の更新手続き」という段取りとなっており、現段階ではまだ、自主返納の意向はありませんが、正直なところ、これだけ高齢者による交通事故を突きつけられると、確かに起こしてしまってからでは遅い、と運転を躊躇する気持ちにさせられます。

手離すには勇気がいる

おかしな話でこれまで何も考えずに運転席に座っていたのに最近は、オレの右足はアクセルに乗っているな、ブレーキはここだな、などと確認してしまうのも、やはり、多発する事故の影響が、知らずのうちに慎重にさせてしまっているのでしょうか。

旧友たちとのこの話題で「自主返納したよ」が多かったのも意外な感じでした。

「ヘエ・・・よく決心したね。で、不便はない?」と私。「特にないな。なければないで何とかなっちゃうもんだよ」と友人。

私の免許証は、取得時が、昭和44年(1966年)11月11日、となっていますから、21歳のときに取得して長い年月、当たり前のように車がある生活をしてきているわけで、それを今さら手離すわけには・・・というのが、私だけではなく手離せない多くの人たちの気持ちだと思います。

私が住む神奈川県の警察本部のデータによると、自主返納者は年々増えており、返納理由として①運転の必要がなくなった(69・9%)②身体機能の低下を自覚した(18・2%)③家族・友人の勧めを受けた(6・0%)・・・などとなっていました。
(注=平成28年中に自主返納した2万6797人に対する調査結果)

ちなみに神奈川県警調べでは、平成30年には自主返納者が2万9544件と急上昇している数字を出しています。
 
免許証の自主返納者には「運転経歴証明書」が発行され、免許証に代わって身分証明書にもなるそうですが、発行する地方自治体によって異なるようですが、発行に手数料を徴収するのも何かヘンですね。

自主返納した友人は、やはり、外出の際の交通費は度重なるとバカにならない、と言い、行政が自主返納を勧めるなら、バスやタクシーなどの公共交通機関の料金を配慮することも必要なのではないか、という声が多く聞かれました。

まあ、しかし、いずれは車の運転などしたくても出来ない年齢が来るわけで、車を使うさまざまな理由があるにせよ、高齢者たちは「70歳のライン」を一つの目安として自分の運転能力と真剣に向き合う必要があるのかもしれませんね。
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

最新記事
カテゴリ
最新トラックバック
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

アクセスランキング
ランクアップにご協力下さい
↓↓↓↓クリック↓↓↓↓
QRコード
QR