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決勝は世界基準の激闘か?

観(み)る側をハラハラさせ“ワクワク・ドキドキ”感で手に汗を握らせるのが、見せる(あるいは魅せる)側を含めたスポーツの醍醐味でしょう。

このところ格闘技分野のプロボクシング界でも、なかなか“ワクワク・ドキドキ”感が生まれにくくなっていますが、それが他分野で久しぶりに沸き上がって来ました。

6月27日、福岡・博多の森陸上競技場で開幕した陸上競技の日本選手権。第1日の同日に行われた男子100メートルのレースです。
(第1日の模様は「NHK BS1」が中継)

それはザッとメンバーを見回しただけでも“凄い!”陣容でした。

第1日は、予選&準決勝と2レースが行われたため、お互いに“温存”そして“牽制”がそこかしこにあり、ともに第2日(6月28日)の決勝に満を持す構えとなりました。

そうした中で決勝にコマを進めた8選手を並べてみましょう。
(準決勝のタイム順です)

①サニブラウン・ハキーム(米フロリダ大=自己ベスト9秒97)②小池祐貴(住友電工=同10秒04)③ケンブリッジ飛鳥(ナイキ=同10秒08)④多田修平(住友電工=同10秒08)⑤桐生祥秀(日本生命=同9秒98)⑥川上拓也(大阪ガス=同10秒24)⑦飯塚翔太(ミズノ=同10秒08)⑧坂井隆一郎(関大=同10秒12)

-といった顔ぶれです。

役者がそろった9秒台レース

まあ、こうした中、視線はどうしても9秒台をマークした両雄、サニブラウンと桐生の対決はどうか? ということろに向いてしまうと思います。

サニブラウンは、6月7日(日本時間同8日)の全米大学選手権で9秒97の日本記録をマークして帰国。この日本選手権は凱旋レースで気合も入ったと思いますが、予選&準決勝ともスタートのタイミングが合わなかったようで予選10秒30、それでも準決勝では中盤以降、抜群の威力で10秒05の大会タイ記録で走り抜けました。

桐生は終始、周りに視線を送りながら、見た目“余裕”の走りで予選10秒31、準決勝10秒22、と凡タイムで決勝に駒を進めました。

あえて“凡タイム”と書いたのは、そこに桐生らしい戦略のようなものを感じたからでレース後のインタビューでも「(決勝以外)順位は関係ない。準決勝は通ればいい。決勝に集中します」と淡々と語っていました。

では、誰が・・・というなら、やはり、サニブラウンが頭一つ抜けている存在であることは否めないでしょうね。中盤から終盤にかけての走力はまさに爆発的、といえるでしょうし、これでスタートのタイミングを合わせることが出来るなら、観る側の“ハラハラ・ドギドキ”感は、3度目の9秒台を期待することで沸いてきます。

そして・・・相乗効果があり、桐生を含む9秒台が複数出たなら、日本のスプリント陣は、ついに世界レベルに達したといえるのではないでしょうか。

しかし、まだまだここに書いたことは「捕らぬ狸の皮算用」に過ぎません。

6月28日午後8時30分-。

その模様は「NHKテレビ」が午後7時40分から生中継します。

スゲー! やった! という出来事が起きるよう期待したいものです。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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