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緊急事態への対応の難しさ

いやいや、ビックリ、というより一瞬、青ざめました。3月11日午後2時46分、東北から関東にかけた広範囲を襲った強い地震「東北地方・太平洋沖地震」です。

気象庁発表によると震源地は宮城・三陸沖、深さ約24キロ。マグニチュードは当初、8・4とされましたが、その後、関東大震災を超える国内最大級の8・8に変更され、宮城県北部は震度7とされました。

私が居住する藤沢市は神奈川県南部ですが、震度5強となった神奈川県東部、及び東京23区、震度4の神奈川県西部とともに揺れ方は相当なもの、この地域に在住の皆さんも“焦った”のではないでしょうか。

この時間、私は在宅していました。揺れ方は最初、グラッときて体感的には、いつもの「地震だな」といったものが、次第に大きくグラグラと続き、なかなか止まりません。

これまでも震源地が三陸沖で関東地方に影響を及ぼした地震は少なくありませんでしたが、大きいものでもグラグラの段階で終わっていました。が、今回はしつこく揺れ、私の家の中の揺れ方を具体的に言うと、壁にかけた額がバタバタと壁を打つ、天井から吊り下げた照明が跳ねる感じで揺れる、台所のタイル地の壁にかけたフライパンがガタガタと音を立てる、思わず押さえてしまったほどテレビが倒れる寸前まで揺れる、といった、これまでにない感じでした。

つくづく感じる日ごろの訓練の必要性

この地震が、いつもと違うな、と最も感じたことは、揺れがなかなか収まらず、時間が長かったことではないでしょうか。収まった感じで余震の揺れかと思ったものが、実は午後3時15分ころ、茨城県沖、深さ約80キロを震源地とするマグニチュード7・4の第2波だったり、午後6時近くなって福島沖でマグニチュード5・8の第3波が起こったり、これはドカンときて崩れるのでは! という恐怖に輪をかけました。

いずれにしても、これまで経験したものとは質が違う、結構な揺れの中で実際、私が何をどうしたか、と振り返ってみても結局、何も出来ずにただ、しゃがみ込んだり、こういうときは外に出た方がいいのかも・・・などと迷ったり、オロオロするだけだったように思います。

阪神・淡路大震災の教訓があり、またニュージーランド地震の悲劇などに接したり、いつ日本で、身近なところで起こるか分からない、と思いつつ、何も起きない安心の中では、ああだ、こうだ、と対策を練ったりして、ことが起きた際の準備を整えているつもりでいるようでも、突発的(地震は本当に突発的に起こります)な事態の中では、ただバタついているだけとなってしまうのかもしれません。

ことが収まった後、隣町に住む娘から安否を気遣う電話が入り、ちょうど下校中だった小学生の子供が急きょ、学校に戻って避難態勢をとったこと、私ごとで申し訳ありませんが、宮城・仙台市に赴任している私の息子としばらく電話がつながらず、心配しているところへ突然、携帯のメールで「無事です」と伝えてきてホッと胸をなで下ろしたこと・・・何もなくてひと安心でしたが、災害が一つ間違えば悲惨な出来ごとにつながる可能性を持っていることは言うまでもありません。

対岸の火事などではない、防災への考え方、日ごろの訓練など、常に真剣に取り組んでおく必要性をあらためて強く感じました。

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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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