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長引く停電に思う

9月9日未明に関東地方を直撃した超大型台風15号は「停電」というやっかいなお荷物を置いて去っていきました。

神奈川県南部(藤沢市)に位置する私の家は、9日午前4時ごろ(確かこんな時間だったと思います)停電になり、夜が明けた同日午前8時に復旧しました。

その間わずか4時間-。

それでもマンション住まいゆえに停電、即、給水ポンプもストップして断水となり、トイレの使用とか朝の洗顔など水を使うことは、単純なことも含めて一切、我慢せざるを得ない状態となりました。

乾電池と手動充電の両方が使える非常用のラジオをつけっ放しにして(この種のラジオは携帯電話用充電端子もあって便利です)復旧を待つ間、思い出されたのが2011年3月11日の東日本大震災の際に行われた「計画停電」でした。

不便とはいえ、あらかじめ日時が決められていることがどれだけ気持ちを楽にさせていたことか。停電する数時間のために準備をすることが出来、始まればロウソクや懐中電灯を手元に置いてノンビリと時間を過ごせばいいいという状態でした。

しかし、今回のような、暴力的な強風が電柱をなぎ倒す出来事に人の力は対応できず、復旧にも時間がかかり、3日が経った9月11日も千葉県、神奈川県方面で依然、停電が続き、11日中の復旧も見通しが立っていない、という東京電力の苦慮を新聞は報じていました。

人もサバイバル技術の習得を

生活を守るライフラインにあって特に電気関係の不便は、私たちの生活が電化に慣れ切ってしまっているだけに深刻なものがありますね。

振り返れば過去、昭和の3大台風(室戸台風=1934年9月21日、枕崎台風=1945年9月17日、伊勢湾台風=1959年9月26日)など台風は9月のシーズンになれば決まって日本列島を来襲し、私の記憶にある伊勢湾台風などは、東日本エリアの神奈川県にも河川決壊を起こし、私の家を含めて床下あるいは床上浸水の被害を及ぼしました。

強風に不気味に揺れる家の中はもちろん停電。断水になったかどうかは記憶にありませんが、ロウソクの明かりで過ぎ去るのを当たり前のように待ったのは、今と違って当時は、何かというと頻発する停電が身近なものとしてあり、水に関しても水道がダメなら井戸水というのがありました。火も薪を燃やすかまどがあり、トイレにしてもまだ水洗に至らず、当時は“困った”というのが家庭では少なかったと思います。

今は違いますね。この異常に暑さが続く中、エアコンも使えなくなる停電は、高齢者にことのほか厳しく、熱中症による死守をも生み出すに至っています。

こうしたケースの熱中症対策として、テレビの中でコメントを述べる専門家は、タオルを冷たい水に濡らして首や肩に巻くことも効果がある、などと発言していましたが、この方は、停電や断水で冷蔵庫もストップ、水も出ない状況を把握してモノを言っているのだろうか、と耳を疑ってしまうようなこともありました。

近年の自然災害は、本当に規模を大きく広げていることを感じます。

潤沢なライフラインを背景に私たちは日々、便利な生活を送ることが出来ています。

しかし、災害時にたびたび、こうしたことが繰り返し起きるなら、人々の自衛策、それらに対応するサバイバル技術の習得もこれからは必要になってくるのではないかなァ、などと思いますが…。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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