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スポーツ選手とタトゥーの論議

友人と雑談中に「最近、スポーツ選手のタトゥーが多く見られるようになったねェ」という話題が出ました。

友人がこの話題に触れ“いいのかなァ”と首を傾げたのが、水泳の国際大会で外国人選手に見られたタトゥーだったと言います。

確かに水泳などは、ほとんど肌を露出しているだけに、腕の一部とはいえ隠しようがなく、目立つ分、観(み)る側に不快感を与えてはマイナス、賛否が気になるところでしょう。

そんな会話があった矢先、9月18日付のスポニチ本紙にラグビーの外国人選手、特に強国・南半球の国々の選手に多いタトゥーへの対応が報じられていました。

自国開催のラグビーW杯(ワールドカップ)開幕を9月20日に控えて17日、公式会見が開かれ、選手のタトゥーにも触れられた中、国際統括団体WR(ワールドラグビー)の「タトゥーは一つの文化」という見解に日本大会組織委員会も「それぞれの国の文化を理解することが必要」と応じたものでした。

日本ではタトゥーはやはり「入れ墨イコール反社会勢力」のイメージがあり、公共の場では容認されにくいものがあります。

私が住む藤沢市(神奈川県)でも、夏の間にぎわった海水浴場の利用客ルールとして喫煙や飲酒の制限に加えて「刺青・タトゥーの露出制限」がありました。

タトゥー文化への理解も…

世界から日本に集まるラグビー選手にしても、問題が起きるなら試合場を離れたときだろうし、例えば滞在先のホテルのプール、あるいはサウナ、温泉場など普段、タトゥー禁止とされている場所への立ち入りの際に“見解の相違”によるトラブルが起きなければ…と思います。

まあ、現代の日本人には違和感があるタトゥーも、資料をひもとけば、発掘された縄文時代の土偶に見られる文様は入れ墨だろう、とされており、続く弥生時代を含み、古くからの入れ墨文化はあったように記述されています。

しかし、違和感があるといっても、背中に一面などの入れ墨ではなく、腕や足首などの一部に軽く彫るファッションとしてのタトゥーは、若い女性に否定されず、このテのものに対する感性はさまざまです。

冒頭に水泳選手のタトゥーを記述しましたが、では、他のスポーツ選手のタトゥーはどうなのでしょう。

プロボクシング界は、JBC(日本ボクシングコミッション)が原則、入れ墨を禁じています。が、この世界はさまざまな経歴を持つ選手がリングに上がっており、タトゥーもボクシング界に入る前に彫ったものが多く、テープで隠したり、ドーランを塗って目立たなくしたりすることで容認されているというのが現状です。

先に4階級制覇を達成したWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(Reason大貫)にはタトゥーが見られました。

大相撲の力士やプロ野球選手、Jリーグのサッカー選手などはもちろん×ですね。

だいたい「タトゥー」なのか「入れ墨」なのか「刺青」「彫り物」なのか? 皆、肌に彫ることは同じなのに、タトゥーにはファッション性があり、入れ墨、刺青、彫り物には反社会勢力性があり、それが認識をさまざまなものにしているところがあります。

外国のタトゥー文化は別にして日本では、ファッションとしてのそれが受け入れられる一部世界があっても…友人は「まだまだ日本では、否定されるべきもの、という意見が多いのが一般的だろうね」と結論づけていました。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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