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マンション暮らし考⑧

3月14日午前6時過ぎ、地域の防災関連の街頭アナウンスで目を覚まされました。寝ぼけまなこで聞いていると、あの地域ごとに輪番で電力供給を停止する「計画停電」を先送りにする、との内容でした。

東日本大震災による電力の供給不足のために輪番による「計画停電」が実施されることは、前日の13日夜、東京電力から発表され、私が住む藤沢市(神奈川県)は第1グループに組み込まれており、14日午前6時20分から同10時まで、午後4時50分から同8時30分までの2回、各3時間程度行われる、と通達されました。

〈主食類は空っぽのスーパーの棚=3月14日午後1時30分〉
スーパーマーケット風景

マンションに居住し管理組合の理事長役を仰せつかっている私の役目は、停電の際に起きることは何か、をまず把握することであり、また、それを居住者に伝えることです。13日の日曜日は終日、管理員不在だったため、翌14日午前8時、管理員の出勤と同時に打ち合わせをすることになりました。

幸いにして、目覚まし代わり? ともなった街頭アナウンスでは、電力消費量が当初の予定を下回った、との理由で午前の部は中止となり、まあ、気持ちの上ではホッとするわけですが、この「計画停電」は1日、2日の短期間で終わるわけではなく、長期的に行われる見通しのようで、対応はしっかりとしておかなければなりません。

「計画停電」がもたらす緊急時の心構え

停電が起きたとき、マンションでは受水槽への水の供給が止まってしまう可能性もあり、その場合、貯水されていた水が出尽くした後は各戸、水が出なくなってしまいます。共用設備の庭には散水用の蛇口が数箇所あり、その「取っ手(ハンドル部分)」は日ごろ、だいたい外されて管理員が保管しているのが常です。

水に関しては各居住者とも、風呂に水を張っておくなど、十分な貯水を心がけるとともに、緊急的に不足したときは、庭の水道を使うべく「取っ手」を各階の責任者が持ち、要求に応じて使えるようにしておくことをまず、確認しました。

さらに停電中はオートロック式のドアが効かなくなる可能性があります。私のところは開閉できなくなるため、手動式に切り替えることにしましたが、その場合、安全性が損なわれることになり、各居住者には、近くに出かけるときでも部屋の鍵はしっかり施錠することをお願いしました。また、停電と同時にエレベーター内に閉じ込められる(特に子供たちが)可能性もあり、想定される時間帯での使用は、なるべく避けた方がいいのでは・・・ということになりました。

それにしても「計画停電」の宣言を皮切りに藤沢市も非常事態に入ったようです。日ごろ、利用している市内のスーパーマーケットは、エッ! ナニコレ! とびっくりするほどの長蛇の列、何と係員が「ここが最後尾」の看板を掲げて入場制限をしていました。

〈大混雑のスーパーマーケット=3月14日午後1時〉
スーパーマーケット

並んでゾロゾロと遅い歩みにイライラしつつ、ようやく店内に入っても、お目当ての米、パンなどの主食類、またカップ麺や各種レトルト食品の棚は見事に空っぽです。ま、仕方ないか、と思いつつも、今後もし、長期間にわたって生活必需品類の品薄状態が続くなどしたらやはり、人々は次第に余裕を失って殺気立っていくのだろうなァ、などと考えると、被災地から離れてはいても、災害がもたらす怖さ、打ちひしがれる人々など、まったく他人ごとではない、とつくづく感じます。

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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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