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朗読劇~腹式呼吸の重要性 

私と友人のO君が所属する、地域(神奈川県茅ケ崎市)での演劇活動をベースとする茅ケ崎市民劇団「湘南座」は目下、10月5日に開催される「ミニシアターズ~紙芝居・朗読の会」への参加に向けて週2回の稽古に熱が入っています。

毎年恒例の「市民文化祭」が今年も10月3日から12月1日までの長期間にわたって開催され、主催の茅ケ崎市文化団体協議会が管轄するさまざまな文化・芸術団体の日々の活動の成果が披露されますが、ミニシアターズは、その一環として行われ、子供も大人も気軽に楽しめるステージを目的としています。

私とO君が昨年の市民文化祭で思いもかけず湘南座の舞台で芝居をすることになったことは既にこの欄でも報告済みですが、それから早くも1年が経ち、今年はまず「朗読をやってみるかい」という座長I氏の指示により民話「團十郎閻魔・茅ケ崎異聞」という茅ケ崎にゆかりのある歌舞伎役者・九代目市川團十郎の死後と閻魔サマの面白おかしい出会いとやりとりを読むことに決まりました。

私もO君も、もちろん「朗読」などというジャンルは初めてです。

〈朗読(ろうどく)〉=「声高く読み上げること」(広辞苑)

つまり朗読は、言うまでもなく「声を出しながら文章を読むこと」つまり「音読」です。

昨年、芝居の台詞を覚えることに四苦八苦したことを思えば、朗読は台本を手にして読み上げるということで楽だろう、というのが最初の印象でしたが、その甘い考えは、I氏の「湘南座の朗読は“朗読劇”だからね」というひと言で一変してしまいました。

確かに台詞の暗記はないにしても、今度は“声の演劇”をすることになり、それは芝居のように演技~動きによる表現~がない分、声の抑揚(高低強弱)だとか緩急が求められてかなりレベルが高いのですね。

声を隅々にまで届かせるために…

ホント、何ごとも“楽”などということはありません。

“声の演劇”をする上で最も大事なことは「確かな発声」ですが、それには基本中の基本として「腹式呼吸による発声」が欠かせません。

腹式呼吸は深く息を吸い込んで横隔膜を下げ、お腹をふくらませ、その限界から息を吐き出すときに声帯を振動させて音にする方法ですね。腹式呼吸による発声は、日ごろの会話のようにノドから出す声とは違い、遠方にまで届く響く声になり、上手く出せるようになると、まるで楽器のような声にすることもできます。

腹式呼吸に関するI氏の指導はこうでした。

〈お腹に空気をいっぱい吸い込み、軽くハミング(ムーという感じ)して息を吐き、そのまま唇を少しづつ開き、胸を共鳴させ(胸腔共鳴)て「マー」を発音します。「ン~マー」という感じですね。次にお腹をへこませ「ハッハッハッ」とスタッカートして腹式呼吸の完成となります〉

慣れるまではなかなか難しい作業ですが、床に仰向けに寝そべり、全身の力を抜いてリラックスした状態でやると感覚がつかみやすいですね。

腹式呼吸は、演劇など声を出す分野だけでなく、例えば激しい運動で荒くなった呼吸を鎮めるときなどにも効果があり、日常生活でも使うことが出来、覚えておいて損はないと思いますよ。

昨年の芝居経験に関して言えば、私もO君も、舞台に上がることが本当に突然といった感じだったため、こうした基本的な発声練習をしていません。

その意味で今回は、基礎的な部分を結構、学べる時間があり、そうなると不思議なもので何やら声の質も変わって来たような気もします。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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