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国内女子ゴルフ~三つ巴の賞金レース

プロの世界ゆえに“稼いだ金額”は、存在の証明、揺るぎのないステータスとなります。

特に年間を通して戦うプロゴルフ界は、文字通り、各大会に懸けられた賞金の奪い合いが繰り広げられ、稼ぎ高のトップ、男子なら「マネーキング」、女子なら「マネークイーン」は、それぞれ当該シーズンの「顔」となり、さまざまな優遇を受けることにもなります。

例えば男子の賞金王は、米ツアーのメジャー競技「マスターズ」などの特別招待枠としてお呼びがかかることもあるし、女子の賞金女王は、達成した翌年から3年間のシード権を獲得できることになっています。

従ってチャンスが来たなら、目の色が変わるのは仕方のないことですね。

そして…女子ツアー界は、この3人が目下、目の色を変えています。

今季のシーズンは、11月15日開幕の「伊藤園レディース」(千葉・グレートアイランドクラブ)を含めて残り3試合。大詰めを迎えてクイーン・レースは-。

①申ジエ 獲得賞金1億3347万7195円
②鈴木愛    同 1億2622万5665円
③渋野日向子 同 1億1991万4314円

残り3試合の戦い

女子ツアーは活況を呈していて景気がいいですね。1億円強を稼ぎ出している選手が3人もいるのですから…。人気面で低迷する男子ツアーも、元気のいい若手プロが台頭してきて、ONAらが威勢のいい学士プロたちと競り合っていた時代を取り戻してもらいたいと思います。

女子ツアーの賞金レースが面白くなってきたのは、ここへきて鈴木愛(25=セールスフォース)が復活したことにありますね。

11月3日最終日の「樋口久子・三菱電機レディース」(埼玉・武蔵丘GC)で優勝すると次週、日本で開催される唯一の米ツアー公式戦「TOTOジャパンクラシック」(11月10日最終日、滋賀・瀬田GC北コース」でも優勝。2週連続優勝で賞金ランク2位に浮上、トップの申ジエ(韓国)にその差約725万円に迫るところまで追撃してきました。

鈴木は2017年に初めて賞金女王の座を獲得しましたが、この時代、2014年から3年間、韓国勢がクイーンの座を独占しており、鈴木の台頭は“救世主”的ともなりました。

さて…今週の「伊藤園…」に懸かった賞金は1800万円。火花を散らす3強は何と初日、同組で回るという、一挙手一投足を意識せざるを得ないという意味では、意地の悪いペアリングとなりました。

鈴木の急浮上で一歩後退して3位となった渋野日向子(21=RSK山陽放送)ですが、申ジエとの差はまだまだ約1350万円。優勝すれば一気に逆転! の可能性もあり、この3人から目が離せなくなりましたね。

鈴木と渋野は、ここへきてともに米国への転出も周辺に漂い始めています。

鈴木は先の「TOTO…」優勝で来季の米ツアー出場資格を得ており、また今季「全英オープン」を制覇して一躍、脚光を浴びた渋野も、来季の米ツアー出場権を懸けた予選会への出場を口にしており「拓(ひら)けたその先」を胸中に秘めています。

そのためにも今季、賞金女王の座を獲得することは弾みになりますね。

さて…その結果は?
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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