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転換期を迎えたコンビニ

街中でコンビニが元気だったころ、これを「ドラえもんの四次元ポケットだね」と表現した人がいました。

確かに…言い得て妙!

食品から下着類を含む日用雑貨品、宅配便、コピー機、ATMまで“何でもあり”の文字通り「コンビニエンス(convenience=便利な)」ストア。24時間営業、年中無休は、働く女性、独身者、単身赴任者、主婦に至るまで、日常生活に安心感をもたらす存在でした。

コンビニのルーツは1927年、米国テキサス州の小さな町オーククリフトにできた製氷販売店にあった、と伝えられています。

生活に欠かせない冷蔵庫用の氷の販売、需要の季節は無休、次第に消費者のあれも欲しい、これも欲しい、とのニーズに応え、卵や牛乳、パンなどの食品類も取り扱うようになっていった、とのことです。

日本では、高度経済成長期にあたる1960年代以降、現在のコンビニの原型といえる店が各地に登場しています。

時間帯を問わず「買いたいものがそこにある」-。

手軽で便利なコンビニの存在は、一時期、法人申告所得ランクで「セブン-イレブン・ジャパン」が大手スーパーを押しのけてトップに立つという躍進もしましたが…しかし、これも“ときの流れ”というものでしょうか。

いつまでも便利であってほしい

“働き方改革”もあり、ここにきてコンビニの「便利」を象徴する根幹ともいえた「24時間営業」の形が揺らぎ始めています。

脱・24時間営業、時短営業(夜間休業)への転換です。

新聞報道によると-。

先に経済産業省が行った有識者検討委員会による聞き取り調査で「飽和した市場」「伸びない来店客数」「伸びしろに限界」などが時短営業に切り替える背景となった、とありました。

この人手不足の時代、アルバイトやパートによる従業員の慢性的な人手不足は、当然あることでしょうし、24時間営業の原則を死守するためには、交代要員としての人手確保にオーナーたちは頭を悩ませていることと思います。

まあ、そういう事態については、聞けば、そうだろうなァ、と誰もが思うにしても、人は勝手なもので、コンビには、深夜でも開いているものというイメージが当たり前になってしまっており、普通にあった便利がなくなると文句も出てしまうのが消費者側の常なのですね。

時短営業にしても、すべてのコンビニが夜間休業の足並みをそろえるのか、とか、また、日曜日など休日に限定するのか、など、さまざまな案が検討されることと思います。

とはいえ…私たちは、最終電車で帰って来た駅前に明かりを灯しているコンビニにホッとし、寒い日など購入した弁当に対して「温めますか?」の声に結構、ほのぼのと癒されるところもありました。

日本のコンビニ文化はこれから、厳しい実情に形を変えて行くことを余儀なくされるのでしょうが、良いところを失ってほしくないと思いますね。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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