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進む技術革新の中で…

2月2日に行われた「香川・丸亀国際ハーフマラソン」(丸亀市Pikaraスタジアム発着=21・0975キロ)の結果に注目していました。
(レースは当日午前10時30分から「BSフジ」が生中継)

今年に入り一躍クローズアップされた「厚底シューズ」(ナイキ社製「ヴェイパーフライ」シリーズ)の影響もあり、長距離界は一気に“高速化”しており、このハーフマラソンもどんな記録が出るのだろうかと興味があったからです。

やはり…というか、ピンクのシューズを躍らせて快走した一般参加の伏兵・小椋裕介(26=ヤクルト)が、自己ベストを2分3秒も更新する日本新記録1時間0分0秒を樹立(2位=優勝は59分57秒のブレット・ロビンソン=オーストラリア)し、これまでの日本記録保持者・設楽悠太(28=ホンダ)らを押さえました。

マラソンや駅伝などの長距離レースで好記録続出の原動力とされていた「厚底シューズ」に関して英国の複数メディアが“禁止されることになるだろう”と報じたのは1月中旬のことでした。

靴底にカーボンプレートを埋め込み、高い反発力で前進を楽にするシューズは、確かに使用の是非が論議されるに値するテーマでしたが、世界陸連は1月31日、新ルールを適用することでこのシューズの「使用可」を決め、正式発表しました。

新ルールは①靴底の厚さは4センチ以下②靴底に埋め込むプレートは1枚まで…などといったところです。

まあ、いずれにしろ、早い段階で結論が出たことは、走るのは選手ということを考えればいいことでした。

五輪に迫るパラの記録

手元に2016年9月19日付の新聞に掲載された古い記事があります。

2068年、人類最速タイムはパラ」「五輪に迫る義足記録」などの見出しが立てられた記事は「2068年、バラリンピックの男子100メートルで義足の障害者が出す優勝タイムは五輪の優勝タイムを超える」という内容です。

記事は2016年リオ・パラリンピックで健常者に迫る記録が続出したことに触れ、一つの例として男子走り幅跳びで優勝(8メートル21)した義足のマルクス・レーム(ドイツ)が持つ世界記録8メートル40は、北京、ロンドン、リオの五輪3大会で金メダリストが跳んだ記録を上回っている、と書かれています。

レームは実は、リオでパラではなく五輪への出場を目指したそうですが、それが叶わなかったのは「義足の優位性」を指摘する声が上がり、国際陸連(当時=現・世界陸連)は「カーボン製の義足が有利に働いていないという科学的証明」を求めたから、とされています。

それは難しい問題であり、公平性を求めた場合、何が何を有利にさせているかの証明などは無理というもの。弾力性がある義足は“テクニカル・ドーピンク”だ、という声は、以前から聞かれていることなのです。

が、誰もが義足を付けただけで好記録を出せるわけがなく、義足を自分のものにするための人一倍の鍛錬が必要であることは言うまでもありません。

厚底シューズにしても、普通に履けば前につんのめってしまったりするそうで、シューズが持つ特製を発揮させるためには、筋力アップなどそれ相応の鍛錬、履きこなすための準備が必要となることでしょう。

古い新聞記事は、最後に「記録は本人の努力だ」と結んでありました。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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