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紙製品“品切れ”の異常

新型コロナウイルスの感染拡大による影響で各種イベントが中止・延期に追い込まれています。

スポーツ界では、JLPGA(日本女子プロゴルフ協会)が国内ツアーの今季開幕戦「ダイキン・オーキッド・レディース」(3月5日~8日=沖縄・琉球GC)を中止としたのに続き、第2戦の「明治安田生命レディース」(3月13日~15日=高知・土佐GC)も中止を決めました。

決断の成り行きが注目されるのが、無観客で開催される大相撲春場所(3月8日初日=エディオンアリーナ大阪)でしょうか。「満員御礼」を続けてきた熱気あふれる館内に今場所は歓声も聞かれず、力士たちはどんな心境で土俵に上がることでしょうか。

政府の自粛要請により、さまざまな大規模イベントが、苦渋の決断を強いられる“非常事態”です。

しかし、一方、人々がそれに踊らされて起きる出来事にやりきれなさを覚えます。

外出の際に欠かせなくなったマスクの品切れ状態。さらにスーパーの棚から姿を消してしまったトイレットペーパーやティッシュペーパーの類…。

トイレットペーパーなど紙類の品切れ状態は、マスクの品切れを受けて「次は同じ原料でつくられているトイレットペーパー」などの流言がインターネット上で拡散したことによるものとされています。

揺さぶられる不安心理

それがデマであることは、新聞・テレビなどで再三、伝えられていながら、人の心理とは分からないもので、さあ大変、買い集めておかなければ、となってしまうのでしょうか。

2011年3月11日に発生した東日本大震災-。

あの日からこの11日で9年を迎えます。思い出します。あの時期の品切れ状態はすさまじかったですね。スーパーの棚から乾麺や冷凍食品などの保存食の類がほとんど消え、中でも米の品切れは人々にとって手痛い出来事でした。

並んでもスーパーで買えないため、街中の米屋に求めると、それこそ“一見客はダメ”と足元を見られたものでした。

それより以前、1973年(昭和48年)10月6日、第四次中東戦争が勃発した際、原油の値上げと減産を理由にトイレットペーパーが品薄になるという噂が飛び交い、スーパーの棚はアッという間に空になりました。

いわゆる“石油(オイル)ショック”ですね。

この騒動も、実際には在庫が豊富にあり、政府の指示によりパニックは短期間で解消されていますが、有事の際の「便乗商売」「高額販売」や「売り惜しみ」「買占め」などの行為は、残念ながらなくならないのでしょうか。

今回のトイレットペーパー騒動にしても、製紙メーカーなど供給する側は「在庫は十分。国内で生産されており問題はない」としており、しかし、それでも日々、棚が空の状態が続くのは、皆が必要とする日用品の買占め、という心ない行為が予想されて、どうにもやりきれない思いですね。

こんなイヤな思いをすることがなくなるよう…騒動が一日も早く終息を迎えることを祈るばかりですね。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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