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今、出来ることは何か?

「今、何が出来るのか」-。

日ごろ、スポーツ各分野で活躍するプロ選手たちは、有事にあってそれを考えます。

例えば国内女子プロゴルフツアーでは、今季開幕戦の「ダイキンオーキッド・レディース」(沖縄・琉球GC=3月6日終了)後、第2戦の「ヨコハマタイヤPRGRレディース」(高知・土佐CC=3月11日開幕)では、初日のプレー中に東日本大震災の影響を受け、被災地の窮状はもとより、国内全体の混乱により、大会は中止とされました。

以後、大会スポンサーの自粛などによるツアーの中止は、今のところ「スタジオアリス女子オープン」(兵庫・花屋敷GCよかわコース=4月8日~10日)までが決まっており、その後もまだ、見えていません。

被災地(者)への考慮があり、自粛があり、こんなときに試合などやっている場合じゃないだろう、などと言われてしまうと、それは確かにその通りではあるのですが、戦いの場をなくした選手たちにとっては、では、何をやれば・・・と、大きな困惑となってしまうことでしょう。

そういう思いは、海外にいて日本で起きたとんでもない出来事を聞いた面々には、特に強いのかもしれません。それこそ「試合などに出ていていいのか」などの自問自答、遠く離れているがゆえの焦り・・・。「マスターズ」(米ジョージア州オーガスタ=現地時間4月7日開幕)に向けて米ツアーを転戦中の石川遼がこのほど、今季の獲得賞金を全額、義援金として被災地に寄付したい、との考えを明かしたのも「今、何が出来るのか」に悩み、熟考した末のことだったのでしょう。

選手には前向きの姿勢を求めたい

同様に米女子ツアーを転戦する宮里藍&美香、上田桃子らも「起亜(キア)クラシック」(米カリフォルニア州=現地時間3月27日最終日)の際、藍の発案で「まけるな 日本」のバッジをつけてプレーするなど、いても立ってもいられない気持ちで支援の輪をツアー全体に広げていこうと呼びかけたりしています。

「今、何が出来るのか」

複雑な思いから各選手、さまざまな支援の形を打ち出していくようですが、場を失っておらず、戦える状況にあるならまず、そこで全力を出してほしい、と私は思います。それは先に行われたサッカーの「東日本大震災復興支援チャリティーマッチ」日本代表vsJリーグ選抜戦で見せたカズこと三浦知良(横浜FC)の奇跡のゴールが証明しているでしょうし、遼クンで言うなら、獲得賞金全額寄付も凄いことですが、もっと凄いこと、そして人々に与える感動とか勇気で言うなら、マスターズでのV争いを超えるものはないと思うからです。

ひと足早く米女子ツアーでは今季メジャー第1弾の「クラフト・ナビスコ選手権」(米カリフォルニア州=ミッションヒルズCC)が3月31日(日本時間4月1日)に開幕しました。日本勢は計7選手が出場していますが、第1日は宮里美香が5アンダーの67で3位、有村智恵が4アンダーの68で5位、上田桃子が2アンダーの70で10位、と好発進をしています。

ちなみに初日の首位は、B・リンシカムとS・ルイス(ともに米国)で6アンダー。宮里藍は1アンダーで大山志保とともに18位のスタートとなりました。

日本勢の健闘! そして最終日、米国から快挙の報がもたらされることにでもなれば、プロスポーツ選手として、これ以上はない「今、何が出来るのか」の答えではないでしょうか。

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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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