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打つ手なしのスポーツ各界

困ったものです。何か明るい材料で…と思っても、どうしても新型コロナウイルスの感染拡大によって世の中に閉塞感が漂い、気持ちが晴れません。

桜の季節が近づき、日ごろ、行きつけの「呑み処(どころ)」の仲間から「下旬に花見を予定しているよ」と声が掛かっても、例年と違い、この時期、エッ、ウン…でもマスクがないなァ、などのことが先立ってしまうのですからどうしようもありません。

そんなことが続く中、ついにプロ野球の開幕(3月20日)が延期されることになってしまいました。中断していたサッカーのJリーグも再開を延期。ともに4月中の開幕、再開の方針を固めることになりました。

プロ野球の開幕延期は、2011年3月11日に発生した東日本大震災のとき以来、9年ぶり2度目のこととなります。斉藤惇コミッショナーの苦渋の決断を3月10日付の新聞各紙はこう伝えています。

〈オープン戦の無観客も苦しかったが、それ以上に大変苦しい判断だった。何よりもファンの皆さんを守りたい。そのための決断。(略)観客を入れて143試合行うことを最優先したい〉

確かにその通りですね。やはり、プロスポーツは観客がいてこそのもの、とつくづく思います。

大相撲の“無観客”はやはり異様

史上初となる無観客での開催を決断した大相撲春場所(3月8日初日=エディオンアリーナ大阪)ですが、八角理事長は初日の挨拶でこう述べました。

〈力士の四股は邪悪なものを土の下に押し込む力があると言われてきました。また横綱の土俵入りは、五穀豊穣(ごこくほうじょう)と世の中の平安を祈願するために行われてきました。(略)世界中の方々に勇気や感動を与え、世の中に平安を呼び戻すことができるよう…(略)〉

私は、無観客の大相撲がどういうことになるのか、と思い、初日、2日目とテレビの前にかじりつきました。

“無観客場所”を中継するNHK総合テレビの初日の解説を務めた舞の海氏(元小結)は、ガランとして静まり返っている館内に響く、呼び出しや行司の声などを楽しむいい機会ではないか、と無観客ならそれなりの見どころを話してくれていました。

しかし、やはり見どころの本筋は、大歓声に包まれながらの勝負であることはいうまでもありません。2日目、小兵の炎鵬がもぐり込んで大きな竜電を下手投げに下しても静寂、横綱・白鵬vs大栄翔戦に懸けられた懸賞は1本だけ、横綱・鶴竜が小結・北勝富士に敗れても座布団は舞わずに静寂…。

これでは盛り上がりに欠け、寂しい限り、やはり、テレビの画面を通しても異様な雰囲気が感じられました。

政府の専門家会議(座長=脇田隆字・国立感染症研究所長)は「依然として警戒を緩めることは出来ない」とし、新たにイベントなどの自粛に関して「3月19日ころをメドにする」と一つの指針を出しました。

ズルズルいかず、終息に向かう出口を探さなければ、本当に五輪開催が危うくなってしまいます。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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