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エッ? 砂浜でもソーシャルディスタンス?

新型コロナウイルスの感染拡大防止のために要請された「不要不急の外出自粛」や「Stay Home」が続き、ちょっと気分転換に、と自宅(神奈川県藤沢市)から近い海岸(片瀬海岸西浜)に散歩に出向くと、この時期(5月25日現在)どこか例年と違う雰囲気に気づきます。

「3密(密閉・密集・密接)」による「クラスター(集団感染)」防止のため、砂浜への立ち入り禁止の看板が立ち、砂浜に人影がいなくなったという“異常”が、次第に“正常”になってしまい、日本人の順守力はスゲーッ、の感慨? は確かにあります。

いや、そんなことではなく…と考えを巡らせると、そうです、夏の海水浴シーズンに向けた「海の家」の建設が、今年はまったく開始されていないのですね。

5月25日午後、最後に残った5都府県(東京、神奈川、千葉、埼玉、北海道)の「緊急事態宣言」が解除され、これにより、日本列島は約7週間ぶりに自粛生活の束縛から解放されました。

翌5月26日朝、テレビのニュース・情報番組を観(み)ているとタイミングよく、神奈川県の海水浴場を開設するにあたってのガイドラインが話題となり、解説されていました。

これがまた、凄い内容なのですね。エッ、ホントですか? これで営業できるのですか? と業者にしてみれば頭を抱えてしまうほどの困難なルールです。

例えば…海水浴場開設者は、施設への勧誘は行わないこと。砂浜に一定間隔で目印を設置するなど人との間隔(出来るだけ2メートル、最低1メートル)を確保する策を講じること。また、海の家の利用は完全予約制とし施設が空いている時間を公表すること-などが示されているのです。

厳しい今夏の海水浴場ルール

こんなことが果たして出来るものなのかどうか-。

古い話ですが、私が学生だったころ、友人の父親が「江ノ島海水浴場協同組合」の組合長を務めていたこともあり、毎年夏になると海の家でアルバイトをさせてもらっていました。

時代が違い、今とは比較にもなりませんが、アルバイトの役割は、まず呼び込み、次に預かった荷物番、そしてやっかいなのは、混み合う海の家の中、少しでも詰めてもらい、一人でも多くのお客さんを入れること、などでした。

いってみれば、せっせと「3密」をつくっていたことになります。

多少のルール無視があっても、それがひと夏の商売、夏場の活気であり、お客さんは文句を言いながらも承知していたことと思います。

それが…私の感覚では“成り立たないな”と思います。

報道によると神奈川県生活衛生課は「開設するなら(ルールを)守ってほしい。守れないなら開設しないこと」としているとのことでした。

ちなみに業者の間からは「これは開設をあきらめさせるための指針案だ」との声も出ていたそうです。

「緊急事態宣言」が解除され、世の中は政府が打ち出した「段階的な緩和」に沿って徐々に社会・経済の回復を図っていくことになりました。

湘南海岸の「海の家」が今夏、いつも通りのにぎわいを見せることが出来るのか、あるいは今年は閉鎖となるのか、解除後もさまざまな問題が山積のようです。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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