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海水浴場の開設中止に際して…

九州広域や中部各地域に甚大な被害をもたらした梅雨前線の異様な停滞です。

新型コロナウイルスのしつこい感染拡大といい、今年の日本は腹立たしい“異常”が続きますね。

さて…この梅雨の時期が終われば夏の到来ですが、夏と言えばこれまで“当たり前”だった海水浴のお楽しみも、今夏はちょっと形を変えそうな異常事態です。

神奈川県南部の湘南の海~「江の島」を中心とする片瀬海岸(西浜・東浜)、鵠沼海岸、辻堂海岸の藤沢市エリア、その先の茅ヶ崎エリア、さらに鎌倉、逗子、葉山町などの各海岸がすべて「海の家」の設置を自粛、海水浴場の開設を見送ったのです。

新型コロナウイルス禍にあって、神奈川県が各自治体に向けた開設のためのガイドラインが、例えば砂浜にソーシャルディスタンスの目印をつけること、海の家はすべて予約制にすること、など厳しすぎ、業者が開設断念に踏み切ったものです。

とはいえ…海水浴場が設けられなくても、本格的な夏到来とともに海水浴客は集まります。例年は四方に目を光らせる監視員も不在となるため、やはり水難事故などへの対応はどうするか、という懸念も浮上してきます。

今、問われる個々の思いやり

そんな折り、私が住む藤沢市が発行している「広報ふじさわ」で「夏季海岸藤沢モデル2020」という特集が組まれました。海水浴場が開設されないことによる①海岸の無秩序化②入水者の水難事故③新型コロナウイルスの感染拡大防止-の3項目への対応が示され、個々の自覚を促しています。

藤沢モデルはまず、海水浴客とサーフィンなどマリンスポーツとの接触を防ぐため海面をマリンスポーツの自粛・可能両エリアに分ける、などが記されていますが、画期的なのは「スイム・ビトゥィーン・フラッグス」の導入でしょうか。

これは7月中旬頃から配置される予定のライフセーバーが日々、風や波の状況、離岸流の発生箇所を確認して2つの旗を設置。その間を入水範囲とする安全・安心への対策です。

広報紙によると、この対策はオーストラリアやニュジーランドで実施されているそうで、湘南の海でも功を奏するといいですね。

飲酒の制限やバーベキューの禁止などは例年通りのルールとして実施されることになりますが、まあ、しかし、安全への近道は、周囲がどう工夫をこらそうと肝心なのは本人の自覚、マナーアップですね。

広報紙に掲載された藤沢市・鈴木恒夫市長のメッセージには「海岸の秩序維持にあたっては、ルールだけではなく、一人一人の思いやりのある行動が大切です」とありました。

九州各地では、自然災害の容赦のなさに無茶苦茶にされた人々の生活など、各所に絶望感が漂っている状況ですが、とにかく“異常下”にある日本列島において今、最も大切なことは、リモート化などではなく、人々の思いやりのような気がしますね。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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