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“無自覚”の阿炎にキツいお灸

「結構、厳しいね。厳しすぎる感じもするけど、どう思う?」-。

相撲好きの友人からのメールです。友人の指摘は、阿炎(東前頭5枚目=錣山部屋)の行為、それに対する師匠・錣山親方(元関脇・寺尾)の対応です。

大相撲7月場所(東京・両国国技館)の7日目が行われた7月25日午後、私は中入り後の後半が始まる夕刻に間に合うように帰宅してテレビの前に陣取りました。

同日の解説は、向こう正面に錣山親方。中継するアナウンサーが同親方に弟子の阿炎についてのコメントを求め、口ごもりつつ錣山親方は「最低なこと。こういう時期に軽はずみなことをしてしまった。申し訳ありません」とテレビを通じて謝罪、頭を下げました。

前半の時間帯に何か説明があったのかどうか分かりませんが、私がテレビを点けた時点では、エッ、阿炎がまた問題でも? といった感じで出来事の全体像がつかめませんでしたが、次第にそれは、阿炎が複数の知人と会食していたことが7月25日午後2時ころになって親方が知り、急きょ、休場を申し渡した、ということでした。

師匠は“最低”と激怒!

7月26日付の新聞各紙もこの件に触れ、それによると、阿炎の行為は、今場所を開催するに当たり、細部にわたって慎重に約束事をかわした日本相撲協会のガイドラインに反するもの、として阿炎に猛省を求めるものとなっていました。

もっとも、錣山親方が「あいつはどうも分からない」というように過去、SNSに投稿した悪ふざけの動画が問題視され、そのために開かれたSNS研修会では「寝ていました」などと発言。そうした“無自覚”行為が、今回の件にも結びついているようでした。

何ごともない平穏時であれば、各力士が場所中、支援者のお客さんたちと会食などすることは、人気稼業のこの世界の常です。

が、世の中はしつこい新型コロナウイルスの感染拡大に神経を遣う日々。大相撲も5月場所(東京・両国国技館)を中止にせざるを得なくなり、上限約2500人の“有観客”で開催することを決めた今場所は、協会員に不要不急の外出を禁止するなど感染防止に向けたガイドラインを作成して臨んでいます。

そうした中、横綱・白鵬、新大関・朝乃山ら注目力士が盤石の強さで土俵を盛り上げ、阿炎ら前頭上位陣は“伏兵”として暴れまくらなければいけないとき、土俵外でルール違反を犯してしまっては、やはり、その自覚を問題視されても仕方のないところでしょう。

阿炎は、7月26日以降に精密検査を受け、結果が判明するまで休場、稽古も禁止され、自宅での隔離生活を余儀なくされますが、結果が陰性だったとしても、阿炎の繰り返される“軽はずみ”に厳しい“お灸”をすえられることは否めないようです。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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