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井上尚弥の長引く次戦は?

ボクシング好きから最近、イライラするような声が聞かれるようになりました。

「まだ決まらないの?」「いつやるの?」「そろそろスカッとしたあの試合が見たくなった」などなど-。

そうです。宙に浮いた形でなかなか実現に至らないWBA&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(27=大橋)の次戦です。

2019年11月7日。「WBSS(ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ)」のバンタム級決勝戦でノニト・ドネア(フィリピン)を下し優勝-。

2団体の世界同級統一王者となった井上の次戦は、年が明けて今年1月31日、WBO世界バンタム級王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン)と4月25日(日本時間同26日)にラスベガス(米ネバダ州)で3団体統一戦となることが発表されました。

世界3階級制覇王者同士の対戦とあって注目の試合実現(この当時)となりましたが、その後、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)のため延期。仕方のないこととはいえ依然、その先も不透明が続いていることによって、ここへきて予定の変更を余儀なくされているようです。

カシメロ戦は延期

カシメロは井上との「4・25」に向けて2月に既に米国入りして試合に備えていましたが、井上戦が延期で宙に浮き、待ち続けることも厳しい情勢の中、シビレを切らした形で陣営はここにきて予定を変更。9月26日に米国で他の選手と防衛戦を行うことを発表するに至っています。

相手は未定のようですが、あの山中慎介(元WBC世界バンタム級王者=帝拳、引退)の防衛戦の際、体重超過問題でひんしゅくを買った前WBC世界同級王者ルイス・ネリ(メキシコ)らの名前が挙がっていると伝えられています。

では、待ち続ける状況は井上も同じ、どうするの? ということになります。

井上を擁する大橋ジムの大橋秀行会長は、井上に関して長期間試合を離れることによるモチベーションの低下など井上に限っては心配なし、としています。

それは「日々の練習の合間に試合があるという井上独特の考え方」(大橋会長)によるものなのだそうで、そう言われると井上が試合で見せる、常に崩れない“平常心”が理解できるような気がしますね。

カシメロの他選手との試合が決まったことでスポーツ新聞各紙は、米国の情報として井上の対戦相手の変更、WBA3位・IBF4位のジェイソン・モロニー(オーストラリア)の名前を挙げています。日程は11月、試合会場は未定-。

まあ、今回は新型コロナウイルスの感染拡大という特殊な理由によるものですが、この世界、マッチメークにはタイミングというものがあり、相手がどう変わろうと普通に戦うのが強者というものです。

井上自身も「相手が誰になろうとも戦います」と、言い切っているものの、強敵のドネア打倒から、一直線に世界最強に駆け上がる道が、ちょっとつまずきを見せたことが気にはなります。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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