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黄金世代を超える怪物出現!

このところの女子プロゴルフツアー界の“層の厚さ”には驚かされます。

やれ“黄金世代だ”やれ“シブコだ”などと騒いでいるうちにもう、ニュースターが誕生してしまいました。

先に終えた国内女子ツアー「ニトリ・レディース」(7月30日最終日、北海道・小樽CC)をテレビ観戦しましたが、この大会を制して2週前の「NEC軽井沢72」(軽井沢72ゴルフ)に続き2大会連続優勝を飾った恐るべき19歳のルーキー・笹生(さそう)優花(ICTSI)の出現です。

国内3戦2連勝。10代選手の初優勝から2大会連続優勝は、宮里藍、畑岡奈紗に続くツアー史上3人目の快挙となりました。

不動裕理が“絶対女王”として2000年から2005年まで6年連続して賞金女王の座を独占していた時代-。

2003年秋にプロ転向した宮里藍が、国内ツアー本格参戦となった2004年、2005年の2シーズン、不動と激しく賞金女王の座を競り合いました。(宮里はいずれも2位)。

“女ウッズ”の異名も

その凛々しい戦い方は、身を包むアスリートらしいゴルフウエアとともに新しい女子プロ像を印象づけ、多くのゴルフ少女たちを振り向かせました。その時代にプロを…というより“藍ちゃんになりたい”と本格的にゴルフに取り組んだ面々が今、ツアー界を席巻する「1998年度生まれ」のグループ、つまり黄金世代です。

草分け的な勝みなみがいて畑岡奈紗、小祝さくら、新垣比菜、河本結、原英莉花ら…そして「AIG全英オープン」を制した“スマイル・シブコ”こと渋野日向子。層の厚さにより“黄金世代”の躍進はしばらく続くだろうと思っていた矢先に早くも新世代が台頭し始めたのです。

2001年(平13)6月20日生まれ。日本人の父親とフィリピン人の母親の間に生まれた笹生は目下、両国国籍を持ち、ゴルフは8歳からフィリピンで始めています。

2勝目を挙げた前週の「ニトリ・レディース」は、難コースの小樽CCに終日雨が降り続き、風も舞う悪コンディション、試合開始も2時間半遅れとなりましたが、笹生は動じず、スポニチ本紙で笹生のゴルフを解説した服部道子氏(東京五輪日本代表女子コーチ)は、まず「女子の中に一人だけ男子が交じっているような印象を受けた」と驚き「ドライバーの飛距離といい、ショットの精度といい、ヘッドスピートや体重の乗せ方などすべてが男子並み」と称賛していました。

「2001年生まれ」の世代をマスコミがどう命名するのか分かりませんが、笹生の戦いで面白かったのは、黄金世代の小祝が最後まで粘ったことです。

結果として黄金世代が“力負け”したわけですが、刺激が刺激を生んで台頭した黄金世代軍団のように笹生の存在が刺激を与えるなら、この新世代を支える、今は予備軍の存在が不気味です。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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