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年齢度外視! 熟年パワーの底力

サッカーの“カズ”こと三浦知良(横浜FC)が「明治安田生命J1リーグ」18節の川崎F戦(9月23日=川崎市・等々力陸上競技場)に53歳6カ月28日で出場。JI最年長出場記録を樹立しました。

サッカーという運動量が豊富で激しい、若い選手が躍動するゲームにあって、この年齢で試合に出場するなど、ただただ驚きですが、そうした背景には、やはりカズならではの年齢を超えた“情熱”が人知れず内面に渦巻いているのだと思います。

情熱が支える“熟年パワー”の凄さを感じたのは、話が古くなりますが2004年、ヨットマンの斉藤実さん(86)が、71歳の世界最高年齢で愛艇「酒呑童子Ⅱ」を操って単独無寄港世界一周を成し遂げたときでした。

山岳にしろ海洋にしろ、人間の管理外にある自然への挑戦は“個の確立”なくして成し得ないものでしょう。つまり、成功も失敗も個人の能力と責任、判断力など自立性がすべてを左右するということです。

荒波を乗り越える情熱

シングルハンド(一人乗り)での外洋帆走が優雅で楽なはずがありません。私が知り合った著名なヨットマンは、シングルハンドのポイントを「やるべきことが同時に起きたとき、とにかく(ヨットを)前に進めるために何を優先させてやるかの判断力が成否を分ける」と話しました。

刻一刻と変わる風と波に艇の破損、修理も頻繁なことでしょう。それらの煩雑な作業を一人で背負い込んだとき、何を優先順位にするかという冷静な判断力は、経験豊富な71歳だからこそ…とも言えますが、他方、71歳ではとても…ということもあるでしょう。

私がこの斉藤さんの快挙にもうひとつ驚かされたのは、この航海に「180日以内」という期限を設定しことでした。結果は10月10日の出港から「234日目」の帰港となって「失敗しました」(斉藤さん)となりましたが、世界最高齢だけで記録だけでは納得しかねる気概、精神の高め方は並ではないですね。

小型ヨットの「マーメイド」で単独無寄港太平洋横断を成し遂げ、その名を挙げた堀江謙一さんは、その後の様々なチャレンジを経て2004年、66歳で東回りの単独無寄港世界一周に成功しています。山岳では三浦雄一郎さんが、70歳でエベレスト登頂に成功しています。

ガズにしろ、海・山の立役者にしろ、彼らのチャレンジは高齢化社会に生きる人々に大きな希望と勇気を示してくれたのではないかと思います。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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