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亀田興毅の試合に思うこと

さて、プロボクシング界の話題ですが、5月7日に大阪府立体育会館でWBA世界バンタム級王者・亀田興毅(24=亀田)が同級の初防衛戦を行います。

挑戦者のダニエル・ディアス(27=ニカラグア)も昨4月30日に来日し、地元・大阪には決戦ムードが高まってきたようですが、この試合に思うことは何でしょうか。

亀田興の試合にはこのところ、どうにも“マッチメークの不思議”がつきまとい、今回の防衛戦も、勝負の行方とか相手の実力がどうのとかより、だいたいランク14位選手との世界タイトルマッチってアリですか? という疑問が最初に出てきてしまいます。

マッチメークの不思議がつきまとうのは、前回(10年12月26日)のWBA世界バンタム級王座決定戦のときに論議されたからでしょうか。

いきさつを振り返って見ると、この時点の同級ランクは、正規王者だったアンセルモ・モレノ(パナマ)がスーパー王者に格上げされ、空位となった正規王者争いは当初、2位に格上げされた亀田興と3位のロレンソ・パーラ(ベネズエラ)の間で行われるのが普通でした。

つきまとうマッチメークの不思議

が、WBAがしたことは、パーラが予備計量の段階でウエートオーバーだったため、なぜか出場資格を剥奪され、代わってご指名に預かったのが5位のアレクサンデル・ムニョス(ベネズエラ)だったというわけでした。

それが正式決定したとき、一般ファンを含めてエ~ッ! となったのは、ムニョスは歴戦の勇士ではあっても10年2月に引退を表明しており、その後、復帰したものの、ブランクの期間があり、実質的にはもう“過去の人”の印象が強かったからでした。

亀田興はこの試合に勝ち(判定3-0)、ライトフライ、フライ各級に続く3階級制覇(日本初)を達成するのですが、これが偉業として、もう一つ素直に受け止められなかったのは、そんないきさつのせいではなかったでしょうか。

だとしたら初防衛戦は、メンツにかけて押しも押されもしない相手を・・・そうです、最近は管轄団体の財政のため、ともいわれる王者の乱立が批判されていますが、同級には暫定王者のウーゴ・ルイス(メキシコ)がいるし、王座決定戦で新王者が誕生した後こそ出番となるはずです。が、そうはならず、またしても亀田興の相手は、無名選手のディアスとなりました。

なぜ、こうなるのかの理由は分かりません。しいて言うなら、それを許すWBAへの「?」でしょうか。こうした世界戦を繰り返す王者の亀田興に言いたいことは、長谷川穂積(真正)らが君臨した伝統のバンタム級を汚さず、しっかりと守ってもらいたい、ということですが・・・。



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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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