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関越道の大雪立ち往生に思う

自然界の仕業に“モノ申す”ことは出来ませんが、車中に閉じ込められた人々は、それぞれに予定があったことでしょうに“何で…”と不運を嘆いたことでしょう。

12月16日午後、大雪のために関越自動車道の群馬県境付近で勃発した車の大量立ち往生です。新聞報道によると同日午後6時ごろ、立ち往生下車は上下線で最大時約2100台に及んだとのことでした。

“モノ申したい”ことは、降雪地域だけに降るのは仕方ないし、雪には慣れているにしても、降るなら降るで「準備くらいさせてくれよ」といったところでしょうか。何しろまだ12月、積雪ゼロから一気に3日間で2メートル超え、気象庁の降雪量観測史上1位というありがたくない記録をつくってしまったのですから。

様子を見る時間があれば、事前に通行止めにするなど策はあったことと思いますが、矢面に立たされた東日本高速道路(NEXCO東日本)の小畠徹社長は記者会見の席上「これだけの雪が短時間で降ると予測できなかった。事前に通行止めにするまでに思いが至らなかった」と話しました。

自然災害が勃発したとき、人災の要因はなったか、などが必ず問われますが、今回の場合は、降った雪が湿っていて重かったなどなかなか感知できない面もあったようで昨今、日本列島を襲う異常気象、一気に上空を強烈な寒気が覆ったことによる出来事などという不可抗力の面もあったことでしょう。

車内に「40時間」も…

が、しかし…です。最初に大型トラックが雪で動けなくなったことから始まった車の立ち往生は、延々「30時間」とか「40時間」とか信じ難いほどの長時間、車の中に閉じ込められることになり、人々は、やまない降雪、埋まる車、先が見えない立ち往生、といった中でどれだけ不安だったことだろうと思います。

加えて次々に起きるトイレの問題、ガソリンやバッテリーの問題…などなど。

非常時でなくても普段の走行で渋滞に巻き込まれ、ノロノロ運転を余儀なくされただけでもドライバーはイラ立ちます。それなのに…。

NEXCO東日本は社員に加えて当該県を通じて自衛隊の出動を要請するなどし、毛布、おにぎりやパンなど食事を配り、またガソリンや簡易トイレも配って復旧を急いだとのことです。

しかし「燃料が心配でエンジンを切っていたので寒さが…」などと対応の遅さを指摘する声も少なからずあったようです。

この事態は12月18日に下り車線の立ち往生が解消され、翌19日夜、上り車線も解消されました。雪の中に閉じ込められた人々は、改めて“動く車”のありがたさを知らされたことでしょうね。

当たり前のことが出来るありがたさ-。

今年の年末年始は、新型コロナウイルスの感染拡大により、外出自粛、ステイホームが奨励されていますが、今回の関越道のようなことが起きると、やはり、控えようか、という気持ちが強くなってしまいますね。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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