FC2ブログ

いよいよ大みそか決戦~井岡vs田中

“キャリア”の勝負か、それとも、それを封じる“勢い”の勝負か-。

大みそかに東京・大田区総合体育館で行われるプロボクシングWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ。いよいよ王者・井岡一翔(31=Ambition)と挑戦者(同級1位)田中恒成(25=畑中)が激突します。

注目の日本人対決に向けて王者が言い続ける、キャリアを裏付けとする「格の違い」は、果たしてどれほどのものなのでしょうか?

試合前日12月30日付のスポニチ本紙で浜田剛史氏(元WBCスーパーライト級王者=現・帝拳代表)がポイントを指摘していました。

「攻撃力はほぼ互角」とした浜田氏は、若い田中が前半、勢いで攻め込むだろうことを予測。井岡はそれを受けて返しながら中盤以降、田中のスビードが落ちたところを狙うだろう、とし、田中が勝つなら、この前半で勢いに乗ることだろう、と記していました。

いや~面白い勝負になりそうですね~。

2019年6月、井岡はWBO世界スーパーフライ級王座決定戦に勝利、日本人男子初の4階級制覇を成し遂げます。

田中が目指す世代交代劇

が、その前の2018年大みそか、4階級制覇に初挑戦して判定負け。失意の中で「負けてもそこから学べば(成長への)一番の近道になる」と再起を期しています。

負ければ引退を覚悟、最後のチャンスと自分を追い込んで臨んだ2度目の挑戦で勝利。栄光もあり、挫折もあり、とさまざまな経験を積んだことが、井岡の「格の差」発言につながっているのでしょうか。

挑戦者の田中は、2018年9月、世界最速のプロ12戦目で3階級制覇(WBO世界フライ級王座)を達成しています。

同級V3後、今回の井岡戦は、階級を一つ上げて4階級制覇へのチャレンジ。15戦全勝(9KO)とキズのない戦績は、山あり谷ありの井岡に言わせれば“甘い”となるのかもしれません。

もっとも浜田氏が「難しい判定になりそう」というように、2人の攻防はかなりの接戦が予想されます。戦前の下馬評も真っ二つに割れているようです。

“変化”を見つけ出すなら、田中がフライ級(リミット50・80キロ)から階級を一つ上げてスーパーフライ級(リミット52・16キロ)で臨むことです。

体重の増減は、スピードとパンチの強さに関わってくるといわれますが、今回の田中に関しては、特にスピードが落ちていることもなく関係ないようです。

ともに昨年大みそか以来、1年ぶりの試合。井岡が言葉通りに「格の差」を見せつけるのか、田中が「世代交代」を突きつけるのか-。

2人にはコロナ禍を吹き飛ばす戦いを見せてもらいたいですね。
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

最新記事
カテゴリ
最新トラックバック
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

アクセスランキング
ランクアップにご協力下さい
↓↓↓↓クリック↓↓↓↓
QRコード
QR